恵比寿駅周辺で子連れにおすすめのじゃぶじゃぶ池、遊び場とランチ
渋谷区は全体的に子供の遊び場が少なく、子連れに優しいランチの場所なども探すのが困難である。
特に夏の暑い日だと、どこでどうやって遊んだら良いか困る。
それは恵比寿駅周辺についても同様なのだが、かろうじて小さい幼児でも遊べる場所はある。
三田丘の上公園のじゃぶじゃぶ池で水遊び
都心の公園でじゃぶじゃぶ池のような水遊び場、水の流れを探すのは難しいのだが、恵比寿には三田丘の上公園というなかなかの公園がある。
アクセスとしては、恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイス方面に出るためにスカイウォークを歩いて駅を出る。
そのまま恵比寿ガーデンプレイスの敷地内を突っ切ると近道なのだが、その敷地内の入口手前の道をやや右に入ると、橋から山手線の電車を見ることができる。
小さい子供は電車が大好きなので、一旦ここで電車の素晴らしさを眺めると子供は喜ぶ。
恵比寿ガーデンプレイスを突っ切った先のくだり坂を下りた途中に三田丘の上公園はある。
平日はいい感じに空いている。
写真のように、浅い下流の池部分と、上流側の流れとが接続していて、途中に石段などがあってここを渡り歩くのも面白い。
上流側から下流を見下ろす図。
上流側の水の流れ。
この噴水から水が湧き出てくるようだ。
この噴水に座り込んでしまうのも面白い。
なお、上流側は木陰になっていて日差しを避けることができるので、炎天下でも水に入っていれば涼しさを満喫できる。
一般的なじゃぶじゃぶ池よりもやや水温が高い木がするので、もう少し水の温度が低ければなおのこと良いのだが。
運転期間は7月1日から8月31日まで。
ここで驚くべきことに、「運転期間は1日程度前後」するらしいのだ。
ということは、7月1日になって「どれ、三田丘の上公園で水遊びするか」と勇んで到着したのに、水が流れていないということもありうるわけか。
また、8月31日の最終日に、有終の美を飾るために意気揚々と三田丘の上公園に来たにもかかわらず、水の流れが終了しているという残念なこともあるかもしれないというわけか。
これは恐怖である。
さらに驚くべきことに、毎日の運転時間は、午前9:30〜11:30、午後2:00〜4:00である点である。
つまり、11:30〜2:00の間水が流れないというなんとも凄まじい仕様になっている。
この間どうやって時間を潰すか。
ランチに行くしかない。
恵比寿で子供連れで500円の安いワンコインランチは博多満月がおすすめ
子連れであっても子づれでなくても恵比寿で高コスパなランチはやはり博多満月だろう。
何と言っても、500円でランチバイキングができる上に空いていて席が広い。
ソファ席まである。
加えて、ランチタイムのうちの13:00までは禁煙である。逆にいうと、13時過ぎると喫煙可になってしまうので、そうなると赤ちゃんや子供づれで来るのはオススメできなくなってしまうのだが。
入口ははっきり言ってわかりにくい。
ランチで500円で食べ放題ならば、それを売りにした看板が道に出ていても良いのだが、店先に出ている看板は別の店のステーキなどだったりして、何ら500円バイキングの看板は出ていない。
上を見上げながら「博多満月」の看板を見つけるしかない。
夜の居酒屋メニューの張り紙はあるのだが、ランチ営業しているのかどうかすらよく分からない。
果たして昼やっているのだろうか。
ちゃんと営業していた。12時台というランチのゴールデンタイムであってしかもコスパが良いのにもかかわらず、席数は半分も埋まっていない。
店内は広く、ソファ席も複数ある。
ということは、子供が一緒でも広々と食事が楽しめるということである。
これは超穴場ではなかろうか。
メインの唐揚げ、カツレツ、鯵とはんぺんフライチーズ、若鶏の立田揚げ、サバの塩焼きのいずれかを注文すると、カレー、うどん、ご飯、味噌汁、お新香、惣菜2種が食べ放題になる。
あるいは、メインとして日替わりランチメニューから選んでも良い。
一人500円でこのコスパ。
鯖の塩焼きは表面の皮がカリカリになるまで焼かれていて食感が良く、身はジューシーである。
唐揚げも相当美味しい。
両親が合計1000円でメインメニューを注文し、小さい子供と一緒にシェアする。
普通のファミレスなどであれば、2人分頼んで3人でシェアするなどということをすると確実にお腹が空いて満足できないわけだが、ここでは食べ放題メニューがそれを補う。
この日の惣菜はもやしのキムチ和え、春雨の中華風サラダであった。
さらに、うどんとつけダレ、トッピングのワカメもある。
つまりサラダやお漬物、ワカメなどを活用することで、子供に野菜等を食べさせることも可能。
汁物のコーナーにおいては、味噌汁に加えて、カレーがある。
このカレーが本当に美味しい。
カレーにうどんをつけることでカレーうどんを構築することも可能。
しかも「牛丼の上の部分」まで食べ放題である。
これは非常に美味しいので捗る。
玉ねぎとお肉、ツユが食べ放題である。
つまり、ご飯なし牛丼が食べ放題というわけだから、もうおわんに具材だけ持って「牛丼の上の部分だけ飲み干す」という夢のような食べ方までできる。
なお、この玉ねぎの部分を子供に上げることで、玉ねぎの栄養を摂取させることが可能となる。
繰り返すがこのクオリティとボリューム、さらに広い店内の居心地の良さを全部享受して一人500円であり、両親で1000円であり、子供が2歳とか3歳とかで小さければその両親分だけシェアすれば良いわけだから1000円で楽しい成し遂げたランチが享受できるわけである。
その辺の混雑したファミレスに行くより断然お得である。
なぜ平日の恵比寿でこれほどお得なランチが割と空いているのか知らないが、相当な穴場である。
子連れで居酒屋ランチに来るとか発想もしない人も多いと思うのだが、居酒屋ランチは割と広いし値段も安いし美味しいので全体的に子供と一緒に来るにはオススメできることが多い。
そしてこれを食べ終えた後、再度三田丘の上公園で遊ぶなりガーデンプレイスの三越のこどもパーク(プレイスペース)で遊ぶなりすれば、遊び場の少ない恵比寿周辺でも満足した1日が遅れること間違いなしである。