ダーヤス.com プレミアム

ダーヤス.comにようこそ。プレミアムな情報で、ワークライフバランスの充実を図りませんか。

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

   

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

小生の息子、ものすごく運動神経が良いので、ストライダーズのレースにでも出してみようかと考えていたところ、友人からの情報で、「シーサイドライダーズカップ」なるものが開催されると聞いたので、誘ってもらって参加してみた。

おそらくぶっちぎりの優勝だろう、という思いで臨んだ。

ぶっちぎりのビリだった

シーサイドライダーズカップ(東京ドームシティ)

すごい参加者数だ。

そしてみんなガチなヘルメットとガチなプロテクター、ガチなストライダーを使用している。

我が子は、当日の午前中に近くの自転車屋で買った1000円くらいの肘当て、膝当てを装着し、その辺のシティサイクル屋で売っているお花とかてんとう虫とかが描かれている可愛らしいヘルメットを着用し、貰い物のどこのメーカーだかわからないキッズバイクを使用。

本当にメーカーも型番もよくわからないので、出場規定に違反してないかどうかが心配だったが、割とゆるい感じで何も言われなかったのでOKだろう。

ライバルたちがどんな改造車を使い、どんな訓練をしようとも、我が子の先天的な運動神経の良さには到底叶わないだろう。

超えられない壁というものを見せてやろう。

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

結果、清々しいまでにぶっちぎりのビリだった。

みんなチームとかに所属しているし、なんか2位の子とか悔し泣きしているし、ガチ勢すぎる。

4歳の部で出場したが、おそらく3歳の子よりも我が子は遅かっただろう。

いやー、かけっことか自転車とかだとぶっちぎりで早いんだけど、ストライダーは、あれだな、車高を低くして空気抵抗をなくしておいて、かがんだ姿勢で踏まないと速くならないんだな、みんなの見ていてわかったけど。

我が子のキッズバイクは椅子を最大まで高くしていて、それじゃあ勝てないとわかった。

我が子も普段はキッズバイクも速いと思っていたけど、世の中ガチ勢というのはいるものだ。

キッズバイクって、自転車の補助なしが乗れるようになるまでの練習用の乗り物じゃなかったのか。

キッズバイク自体にのめり込んで、それの速さを高めるために命をかけているような子供達ばかりで、びっくりした。

でもまあ、一生懸命何かに打ち込むことは大切だと思う。

観覧車が楽しかったし、お菓子ももらえた

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

さて、我が子は敗者復活戦は出場しなかった。

明らかに勝てないからである。

あんな安物で改良もしてないバイクを使って、練習も何もしてないようじゃガチ勢に負けるに決まっていて、そンな状態でまた出場させるのはかわいそうだったからである。

運動神経で他の子に負けたことがない息子は、悲しそうに泣いていた。

だから頑張ったご褒美に、後楽園駅近くの東京ドームシティの観覧車に乗せてあげた。昔は後楽園ゆうえんち、という呼び方があったような気がするけど、今もそういう呼び方するの?全然わからんけど。

それでも最初は、悔しいのか悲しいのか、不満でいじけたような表情をしていた。

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

が、しばらくするとすぐに楽しそうな笑顔になった。

悔しいことがあってもすぐにころっと忘れて可愛らしさを取り戻す。

さっきまで真剣に競い合っていた子供達を見てると、さっきだったものを感じていたが、やっぱりこういう気分の切り替えが速いのが子供らしさだと思う。

帰宅後、景品でもらったキッズバイクにシールをペタペタ貼っていた。

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

その他、美味しそうなポテチのお菓子がもらえた。

そして疲れたのだろうか、帰宅したら1歳の赤ちゃんの妹と寝っ転がって眠そうにしていた。

シーサイドライダーズカップはストライダー好きの子供におすすめだ

いつも運動神経で他のお友達に負けなかったので多少天狗になっていたかと思うが、こうやってぶっちぎりで負けて、負けた時の悔しさを速い段階で味わうというのも教育上重要かもしれない。

天狗にならないように。

これでストライダーとかが嫌いにならなければ良いが、と不安だったが、次の日も楽しそうにストライダーもどきのキッズバイクに乗っていた。

で、この日から1月後くらいに、試しに補助輪なしの自転車に乗せてみたら、5分もかからずにあっという間に補助なし自転車に乗れてしまって、以後、キッズバイクに乗る意味がなくなった。

というわけで、補助なし自転車だけあればもう十分なので、ストライダーが早くも不要になってしまったのだが、あの子たちは補助なし自転車に乗れるようになっても、まだストライダーの速さを競うことに時間とお金を費やすのだろうか。

それも良いかもしれないが、将来のコスパを考えると、ストライダーに熱心になりすぎることは、どうにも無駄というか、「サスケ」に命をかける人たちを連想してしまったのだが、そういう合理的な考えはつまらない発想だよなと思い直して、反省した。

とにかく、何かに熱心になることはたいせつ。

ストライダーのレースも、小さい頃から誰かと競い合う競争心が育めるので、おすすめだと思う。

 - 育児