こども霞が関見学デーの国土交通省でおすすめのプログラムとランチ等
2018/08/02
子ども霞が関見学デーに参加した感想と幼児向けおすすめプログラムで書いたように、こども霞が関見学デーでは国土交通省が相当おすすめだと思われたので、2017年の8月3日には国交省一択で参加した。
その様子や感想等を報告したい。
追記。2018年8月1日にまた国土交通省に行ったので、その感想等について最後の方に簡単に書いた。
Contents
国土交通省までのアクセス
多分霞ヶ関駅か桜田門駅が地下鉄の最寄駅だと思うのだが、丸ノ内線国会議事堂前から歩いた。
ベビーカーを押しながら徒歩で10分強くらいはかかると思う。
なお、国会議事堂駅はさすがバリアフリー化が行き届いていて、エレベーターが便利だった。
六本木通りに面した西側の入り口から入ると、合同庁舎第3号館側から入ることになる。
入り口では「霞が関こども旅券(カスミガセキ キッズパスポート)」なるものがもらえる。
これを見せることによって全ての省庁に入ることができるようだ。
嫌が応にもそのシステムに対する深い感情移入を余儀なくされ、大人も子供も興奮を隠しきれない。
敷地内に入ると、上の写真のような水素バスが目に入った。
事前予約が必要なのかどうかわからないが、当日の整理券配布があれば乗りたいと思った。
しかし混雑しすぎて整理券はゲットできないだろうなとも思っていた。
子供の好きな車の展示が多いし試乗もできる
国交省の何がオススメかというと、やはり小さい子供の好きな車等の乗り物の展示が多い点にある。
わかりやすいし、試乗できたりする点も大きい。
農水省でもトラクターに乗れたりするのでそちらも良さそうに思えるが、やはり普段から目にしている乗用車や電車等がある点はポイントが高い。
写真は、ぶつかって事故っても大丈夫で安全なスバルのインプレッサ。
これ自体に乗れるわけではないし、ボンネットがひしゃげていて無残な感じはするが、私の息子はこの車の前を通るたびに手を振ったり立ち止まったりしつつ、「これ乗れるの?」と聞いてきたりもして、非常に興味深げであった。
展示されているタクシーの運転席にも乗れる。
試乗の際、タクシー会社の運転手さんが着用しているユニフォームを着せてもらうことが可能。
こういったコスプレみたいのはいつも息子は抵抗を示して拒否してしまうのだが、この日は奇跡的に来てくれた。
よほど興味深かったのだと思う。
超かっこいい黒塗りのタクシーに試乗してご機嫌である。
車椅子やベビーカーに乗ったまま乗車ができるというスーパーバリアフリーなタクシーへの試乗体験もできた。
車椅子やベビーカーから降りずにそのまま乗れるという点は凄まじい。
踏切の非常ボタンを押せる
なんとあの踏切のボタンを押せるというコーナーがあった。
最初に踏切のシステム等に関するレクチャーを受けると、ボタンが押せる仕様になっているらしい。
写真は踏切。
常にランプが点滅し、カンカンと音がなる。
踏切好きな私の息子は釘付けになっている。
そして、多くの人が一度は押してみたかったあの「非常ボタン」を、何の罪悪感もなく堂々と押すことができる。
非常ボタンを押すと信号がつく。
何ともたんぱくなシステムである。
なお、ボタンはクリック性があり、押し込んだ際の感触は、押してやった達成感を得られた。
鉄道シミュレーター
男の子も女の子も共通して小さい子供は電車が好きであることが多く、鉄道シミュレーターも混雑が予測された。
しかし実際は、2台のシミュレーターがあって各々6名ずつくらいの待ち行列しかできていない。
予想に反して割と空いていたので、並ぶことにした。
ふかふかの一人がけソファのような座り心地の良い椅子に座って待つことができるので、疲れない。
座りながら画面に釘付けである。
だいたい10分くらい待てば順番が回ってきた。
隣の美人な職員さんに車掌の帽子をかぶせてもらってご機嫌な息子である。
本格的な帽子をかぶることによって電車の世界観に感情移入を余儀なくされ、見ている大人も運転している子供も、興奮を抑えきれない。
他方のシミュレータは画面がCGであり、ワンハンドルマスコンであるが、こちらはリアルな西武池袋線の映像であり、ツインハンドルマスコンである。
隣の職員さんの指導のもと、電車を操縦することができる。
アクセルを踏めば美人な職員さんが拍手で褒めてくれ、うまくブレーキができれば拍手しながら褒めてくれる。
電車は大人も好きだし、褒められる機会が少なくなったおっさんはキャバクラ等にいって綺麗なお姉さんに大金叩いて褒めてもらうのが好きであるから、こうやって電車の運転をしつつ隣で美人な人が褒めてくれるというシステムは、ビジネスにしたら相当儲かるのではないか、と思っていた。
国土交通省の食堂でのランチで安くておすすめの店
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※2018年8月2日追記。
2017年の以下では、安い食堂が見当たらなかった、というトーンで書いていますが、2018年に再訪して色々回って見たところ、ファミマのさらに奥にぐるっと回って到着できるところに、ワンコインで食べられる安くて美味しくて量の多い食堂ありました。大きめのアジフライが2尾ついた和定食とかも500円だったし、カレーは400円で量も多くて美味しい。割とわかりにくいところにあったので、ぜひ頑張って到着した方が良いと思う。他のレストランとはコスパが違う。
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食堂のレストラン街には、中華、イタリアン、和食などいろいろあった。
社食や省庁の食堂に求めるものは安さでありコスパである。
その点、なぜかどの店も価格が高い。
何で省庁の食堂で食べるのに700円も800円も900円も払わなければならないの、と思った。
その点、イタリアンの「特製カレーライス480円盛り放題」というのはなかなか魅力的ではないかと思った。
盛り放題で480円ならおすすめであり、写真もなかなか美味しそうである。
しかし実際は佳(よし)という和食の店に入った。
こちらの日替わりのチキンカレーは620円である。
食堂のカレーといえば300円とか400円とかそんくらいで食べられる格安メニューの代表格のようなものだと認識しているが、なぜ食堂のカレーごときに620円も支払わなければならないの、高すぎ、と思った。
だから普通のカレー食べたら負けだと思ったので、ちょっと豪華そうな切り具合の野菜がゴロゴロ入っている野菜カレーがノーマルのカレーよりもたったの100円増しで食べられたのでそちらにした。
注文してから思ったのは、別にカレーにこだわる必要はなかったのではないか、ということである。
ノーマルのカレーにたったの100円プラスで夏野菜カレーにできる点はなかなかだが、そもそもカレーの料金の初期設定が高すぎる。
普通のファミレスよりも高いではないか。
でも味は良い。
別に食堂に味とか求めてなかったので、もうちょっと安い食堂も用意してくれればいいのに合同庁舎、と思った。
しかしそれなりに品質の良さそうな野菜を子供にあげることができたのでまあまあ満足した。
さらに息子には白身魚の柚庵焼き880円なるものを注文した。
味噌汁もわかめとか油揚げとか具沢山でいい感じである。
確かに美味しいし上品な感じだが、もはや880円とかいう食堂の範疇を超えた高さに冷や汗が止まらない。
食堂といえば250円とかで蕎麦が食べられるとかそういう認識だと思っていたがこの店では冷やし蕎麦を食べようにも670円もかかるし半端ない。
まあ店内は広いし味は美味しいので、普通に考えれば妥当な価格だと思う。
社食の価格を期待して食堂街に来ると、予想外の価格にビビるだけである。
というわけで、国土交通省の食堂は超おすすめである。
なお、地下にはコンビニ(ファミリーマート)もあった。
未来のバス試乗会
冒頭で述べた水素バスについて、13時から整理券の配布がなされるということだったので、12:50くらいに整理券配布会場に来て見たら10組くらいの家族が並んでいた。
しかしこれくらいならいけると思ったので並んで見た。
13時ごろにはさらに列が伸びていたものの、当日並んで未来のバスに乗れないということはなさそうである。
超かっこいいトヨタの水素バス。
日本に3台しかないらしく、1台1億円するそうだ。
なお、残り2台は東京駅からビックサイトの間だかどっかを普通の路線バスとして運行されているらしい。
毎年開催されているこのイベントは年々人気度が増しており、座れずにつり革につかまって立ちになる率も高まっているそうである。
まあだいたいの子供が座れていたしうちも座れた。
20分くらいかけて霞が関界隈の無料ツアーに出ることができる。
運転手さんとバスガイドのトヨタの社員の人の解説が大人も子供も楽しめた。
ガイドさんが、ぜひ将来はトヨタの水素自動車を買ってくださいと言っていた。
それに感銘を受けた様子の子供が、「絶対俺日産買うよ」と悪気なさそうに言っていた。
乗ってみよう!「はたらくくるま」!でショベルカーに乗る
まさにこれが我が家のメインイベントであった。
コマツフェスティバルよりもこちらの方が優れている点は、すくったボールを別のプールに横移動させるゲームができる点にある。
コマツフェスの際は、同じプールからすくったボールをそのまま同じプールに落とすことしかできなかったが、こちらはバケット及びアームの水平移動を体験することが可能。
ちなみに事前予約が必要ということで我が家は13時からの会を往復ハガキにて予約していた。
しかし、午前中に省内を歩いていたところ、「余っているから」という理由でチケットをくれた人がいたので、午前中も乗ることができてしまったのである。
これは幸運であった。
なお、午後の部で予約を取った際に指定された時間は14時45分くらいだったが、暇だったのでもっと前倒しに時間をずらしてもらうことをお願いしたところ、可能だった。
割と柔軟に対処してくれるらしい。
このショベルカーがメインイベントであると認識している。
粗品、プレゼントが豪華である
国土交通省ではイベントの数が多い上に、1つ参加するだけで必ず粗品がもらえる。
この粗品もなかなか高品質なものが多い。
そこで我が家が獲得した戦利品一覧を掲載する。
戸田建設株式会社オリジナルのうまい棒(うmy棒)。
ショベルカーに乗ることでもらえた。
建設学習帳。自由帳みたいなものである。
どこかでもらえた。
トミカ。これは超嬉しい。魚釣りゲームをやったらもらえた。
踏切の付箋。
これも嬉しい。非常ボタンを押したらもらえた。他に非常ボタン消しゴムなど、魅力的なオリジナル商品が多数あった。
メルセデスベンツのキーホルダー。どこかでもらえた。
日本列島の3Dパズル。
パズルを組み立ててくじ引きで当てるともらえた。息子はパズルが好きなのでこれも嬉しい。浮き上がる眼鏡付き。
エコバッグ。嬉しい。
6色クレヨン。嬉しい。
ウェットティッシュ。嬉しい。
自転車のライト。嬉しい。
うちわ。嬉しい。
クリアファイル。嬉しい。
シール。嬉しい。
2018年のスカイバス等のおすすめプログラムとランチの概要
2018年も参加したのだが、2017年よりも目玉なプログラムが減ったような気がする。
「爽快!スカイバス ~霞ヶ関こども探検隊出発!」は速攻で整理券なくなった
まず確実に乗りたかったのは、スカイバスである。
整理券の配布が午前10時ということで、かなりの競争が予測されることから、早めに並ぶことにした。
なお、昨年の「未来のバス試乗会」もそんなノリでいったのだが、確かに行列はできていたものの、整理券配布が人数オーバーで終了するということはなかったと思うので、まあそんなに焦らなくていいのかもとたかをくくっていた。
それが良くなかった。
それはさておき、私は8時50分に到着したところ、警備員に「9時50分にならないと中に入れられない」と言われた。
10時から整理券配布なのに、国交省の敷地内に入れるのが9時50分からなの?
そんなことなくない? 9時半くらいから入れるんでしょう?
とか思ったけど、頑として入れてくれない。
このまま待っていても良いのだが、9時の時点で30度超えているっぽいし子供が熱中症になってもしょうがないので、近くのクーラーの効いたオフィスビルで涼んでいた。
そして9時50分ちょっと前に到着したら、すでにお客さん中に入っているじゃん。。。。しかも整理券配布に100人くらい並んでるじゃん。。。
なんだよそんな早く中に入れてくれるならずっと目の前で待ってたよ!とか悔しくなった。
とりあえず整理券配布に並ぼうと思ったら、「まず10階に行って総合受付しなければならない」とかスタッフに言われたのでそれに従った。
なんだよ9時50分になってからしか中に入れられない、とか、まず10階に行け、とか。
そんなことしてたら絶対このスカイバスの整理券配布会場に10時までに並ぶことなんて不可能じゃん。。。
で、結果、10時ちょっと過ぎに並び始めたのだけど、30分以上並びながら待って、もうすぐ我々家族の順番になるというところで、「すみません、整理券なくなったのでもう終わりです」みたいなことを職員に言われた。
じゃあ最初から新しく列に並ばせんなよ、散々並ばせておいて最後になって「ない」とかどんだけオペレーションがクソなんだ。
1ヶ月以上前から楽しみにしてたスカイバスなので、頑張って8時50分に霞が関に到着していたのに、9時50分になるまでいられらないという警備員に騙された悔しさで歯噛みした。
あと、告知の時は「午前2回、午後3回」の実施だったような気がするので、1回あたり40名乗れるとして合計200人は乗れる計算だったのだが、当日のプログラムでは午前2回と午後2回だったので、合計160人程度しか乗れないことになっていた。
ああ本当にクソな感じだった。まあ規模が大きくなるし職員さんもそんなに慣れてない感じだから、オペレーションも色々不具合があるのだろうな。仕方がない。
でもまあスカイバスくらいお金出せばいくらでも乗れるのでいいけど。
「空からレンズ~高所恐怖症でも大丈夫!?VR&ドローンでインフラメンテナンスを体験!」も人気
2018年はショベルカーも乗れないし、あまり魅力的なものがなさそうな気がしていたのだが、このVR使ったやつはまあまあ面白いかなと考えていた。
でも4歳児だからまだそんなに遊べないかなと思ってもいたので、それほど優先順位は高くなかったけど。
で、結果、かなり人気があったようで、12時ごろ列の最後尾に並んだら、「これ以上並んでも順番回ってくるかどうか保証できない」みたいなことをスタッフに言われた。
確かにこれVRのゲームセンターみたいなところでやろうと思ったら結構お金取られるやつだしな。無料ならやっておいたほうが良いと思う。
まあ私の息子はまだ小さくてVRがどうのとかそれほど興味なさそうなのでいいや。
「電車が眠ったその後に・・~ 鉄道の守り手のおしごと体験」はおすすめ
これは結構良かった。
上記2017年のところで書いた「踏切のボタンがおせる」のブースのところが、今年はこれになっている。
東急電鉄のスタッフが支援しているらしい。
線路に穴を開けるデモンストレーションも、4歳の息子は興味津々に見ていた。電車好きの男の子なら喜ぶと思う。
景品も良かったし、おすすめ。
ランチはワンコイン食堂で
上記ランチの項にも書いたが、去年は発見できなかった安い食堂を2018年では発見できた。
絶対そこで食べた方が良いと思う。
席数多いし安いし、量も多いし美味しいし最高だ。
ワンコイン500円のアジフライ定食と、400円のカレーライスを注文して大人2人と4歳の子供1名でシェアした。
なお、離乳食の練習を始めたばかりの0歳の娘には水だけ与えていた。
赤ちゃんでも入れる余裕のあるスペースがあるので、それも良い。
汗だくになる季節に塩分豊富な漬物が食べ放題なのもポイント高い。