キッザニア東京で無料で食事をもらいまくって入場料取り戻す
上のリンク先で書いたように、キッザニア東京の入場料無料券が当たったので、行くことにした。
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キッザニア東京では食べ物系がおすすめである
なお、入場料無料といっても、5歳の息子の分と私の分だけである。
大人は1名までしか無料にはならないので、妻の分は大人1名分の正規料金2160円を支払わなければならない。
下の娘は1歳の赤ちゃんなので、まだ有料にはならないので、4人家族で2160円かかったことになる。
ちなみに、いったのは平日金曜日の第2部だ。
家族全体で2000円ちょっとという価格は決して高いものではないが、どうせなら取り返したい。
取り返すには、やはりリターンが高そうなアトラクションばかりを体験することである。
というわけで、コスパの良さそうな食べ物系ばかりを子供に体験させて、夕食費を無料にしようという算段をした。
モスバーガー、ドールのバナナハウス、ニチレイの冷凍食品、、、。初めて行ったが、なかなか魅力的なお仕事ばかりであった。
薄暗い青空。ある種の閉鎖された夢の街のような空間を作り出しており、テーマパーク然としている。
しかし5歳の息子はいうことを聞かない。
初めての場所に連れてこられて、親の動向なしで各々のアトラクションを一人でやらなければならないという状況に、怖気付いたか。恥じらいなどもあるかもしれない。あるいは、幼稚園終わった後の疲れたところにいきなりこんなところ連れてこられて、しかも勝手に一人でやってこい、とハシゴを外された感じ。
そりゃあ親に反抗もしたくなる。
で、結局、普段は全然興味も示さないような飛行機関連の仕事をやるとか言い出した。
他の子達は友達同士で来ているようだったが、一人でポツンとやらされている状況はさすがに嫌だったのかもしれない。
コスチュームを着させられる。
どうも本日は英語の日だったらしく、普段英会話なんかほぼしたことないのに、いきなり英語でレクチャーされている。
これはハードルが高い。
外からはモニター越しに息子の活躍ぶりがライブカメラで見られる。
どうやら、英語でレクチャーを受けながらも、ちゃんとやれているようだった。
無事戻ってきた。
一人でお仕事に放り込まれて、右も左も分からない状況ながらもどうにかミッションをクリアしてきた息子の様子に、頼もしさを感じる。
大きく成長したものだ。
自分の労働で生まれて初めてお金を稼いできた、という成功体験を得て、自信をつけたようである。
さっきまではぶすっとしてたのに、いまはウキウキな様子である。
なお、稼いだお金は8キッゾであった。
男の子は乗り物系の仕事が好きである
そしていよいよ、食べ物系の仕事をやって飯代を浮かして欲しい、と思ったのだが、やはり飯系に行こうとしない。
普段はご飯を作ったりするのがとても好きなのに、なぜこういう場に来るとわざと親の意向を無視して反抗しようとするのか。
5歳児ともなるとわがままを言って反抗しようとする。
早くキッザニア東京の目玉ともいえる、ピザーラに行けば良いのに。
道を通り過ぎる他のお客さんたちの多くは、定番は抜かりなく体験してきましたよ、と言わんばかりにピザーラの箱を持っていた。
うらやましい。
しかし我が子はやはり乗り物大好きな男の子だからだろうか、東京メトロをやるとか言ってきかない。
これもフライトシミュレーションと同様、ライブカメラで外から息子の活躍ぶりを観察することができた。
熱中している様子に、心なしかホッとする。
初めてのシミュレータであるが、ちゃんとスタッフの方のレクチャーを聞いて操作することができているようだ。
5歳にもなると、ちゃんと教えた通りにできるようになるものなのだなあ。
どうでもいいが、全部で6席あるようで、6人同時にプレイできるようなのだが、夕方5時くらいでプレイしているのは息子一人だけ。
場所が奥まっているので人気がないのか、あるいはたまたま空いていただけなのかは知らない。
1歳の娘は特に何もできなくて退屈してしまってぐずったりしないだろうかと不安だったが、ベビーカーの上でニコニコしていた。
ここでもお金をもらう。
働くことで収入を得られる、という体験が、徐々に心地よくなってきたようだ。
これはいいぞ。将来息子はニートとか引きこもりとかにならずにすみそうだ。
働く喜びを味わって、将来は存分にお金を稼ぎまくって欲しい。
運転士評価シートなるものももらう。
1つ1つのアトラクションがすごく丁寧に作り込まれていると感じる。
ニチレイの冷凍食品は美味しいのでおすすめ
それでもなかなか食べ物系に行ってくれなさそうだったが、働かないと夕食は何も持ってきてない旨を諭すと、ようやく食べ物系をやってくれることになった。
しかし今空いているのは少なく、どれも30分待ちくらいになっていた。
ようやく見つけたのが、ニチレイである。これはすぐにできそうだった。
なんだかんだで、楽しそうにピラフを作っている。
なお、チャーハンかピラフかを選ぶことができた。
美味しそうな匂いのするパッケージにピラフが詰められている。
職業体験ができてお金も稼げる上に、美味しい食事までついて来る。
なんてコスパが良いんだ、食事系の職業体験は。
乳幼児エリアのミルクハウスは赤ちゃん用粉ミルクや離乳食が無料でもらえてお得
もう夜7時前になってしまった。
ようやく食事である。
私は、赤ちゃん用の離乳食が無料でもらえる乳幼児スペースがあるという触れ込みを聞いていたのだが、探してもなかなか見つからない。
スタッフに尋ねてみると、どうやら森永のブースの一区画に在るようだった。
案内してもらったが、お菓子工場のアトラクションの受付の奥にある。これはなかなか気づきにくい。
そして、中には誰もいない。
我々家族の貸切状態である。
やはり知っている人なら赤ちゃん連れでここのスペースを使うだろうが、場所がわかりにくいし、乳幼児用のおもちゃもそれほど多いわけではないし、上の子の相手もしなきゃ行けないとなると、なかなか使いにくいのだろうか。
とりあえず、紙皿とスプーン、鶏そぼろご飯を無料でいただいて、娘にあげていた。
いやー、赤ちゃん用のご飯を持ち込まずにすむなんて、助かる。
それにしても、食べ物は持ち込み不可なので、妻と私は何も食べていない。
息子に食べ物系の店で働いてもらいまくって、その成果物のおこぼれを我々が食べることによって、家族全員分のタダ飯をゲットして食費をタダにしようと目論んでいたのだが、なかなかうまくいかない。
終了時刻までもっと息子に働いてもらうしかない。
なお、ニチレイのピラフはさほど量が多くなかったようで、まだ息子の腹は満ちないようである。
モスバーガーは簡単にできて美味しいので高コスパ
いよいよモスバーガーである。
これは美味しいに決まっている。
材料のバンズなどを、ガラス越しにスタッフが見せに来てくれる。
美味しそうである。
レタスをちぎる。
照り焼きのタレにつけたハンバーグを乗せる。
マヨネーズをかける。
パンで挟む。
美味しそうな照り焼きバーガーが完成して、嬉しそうに戻って来る。
まさに本物のモスバーガーのテリヤキバーガーではないか。
あまりにも美味しそうなので、くいしんぼうの1歳の娘が、隙あらばバーガーを奪い取ってやろうと、虎視眈々と狙っている。
生まれて初めて稼いだお金で三越デパートで買い物体験
労働でお金を稼ぐ体験とともに、働けば欲しいものが買える、という楽しみを享受することも可能。
息子は、自分の力で働いて稼いだお金で、三越デパートでお買い物ができて楽しそうである。
ここでも、親の力を借りずに一人でお買い物をしなければならない。
60キッゾか70キッゾか忘れたが、ペンを買ってきたようである。
そのペンで一生懸命遊んだり勉強したりして、将来はたっぷりお金を稼ぐ人になって欲しい。
それにしても、生まれて初めてひとりでおつかいしてきた店舗が、近所の豆腐屋とか八百屋とかスーパーとかではなく、三越デパートである。
どれだけブルジョワジーな富裕層なのか。
ピザーラは混雑するので早めに予約をかけておいたほうが良い
ちなみに、ピザーラは人気殺到で受付終了してしまって行けなかった。
おそらく、一番人気クラスの風格を感じる。
ディズニーランドで言えば、スプラッシュマウンテンとかビッグサンダーマウンテンクラスの勢いを感じた。
まるでファストパスを速攻でゲットするかのごとく、入場したらまずはピザーラのピザをゲットするために予約をしておいたほうが良い、と思ったのが今回の教訓だった。
結局、パパとママは何も食べられず、お金を出して有料でレストランで食べることもしなかった(節約家だから)ので、持参した水筒の水とかお茶とかを飲んでいたくらいである。
キッザニアのお土産の人気ランキングと価格
お土産コーナーも充実していた。
キッザニアオリジナルグッズがたくさんある。
お菓子ランキングで一番人気は、キッザニアハイチュウだそうだ。
1180円もする。高い。ひええ。
2位はあそべる!クッキーである。1300円もする。ひええ。
3位はチョコレートリーフパイだそうだ。
850円。これは美味しそうだ。
4位はワッフルクッキーとなっていた。
(上記は全て、2019年5月31日に行ったもの。)
キッザニアのロゴがかっこいい。
キッザニアに行ってきました、系のやつである。30枚入りで1200円。
職場・会社用のお土産などにも使えそうだが、どことなく自慢が入っている感じがして、つかいにくそうでもある。家族や親戚向けにはやや枚数が多い気がするし、お友達にあげると自慢している風に見られそうだし、どうしよう(何が?)。
そのうち、子供が大きくなってまた連れてきたら、お土産を買ってくれとかせがまれるのだろうか。
怖い怖い。
感想。キッザニア東京は楽しいので子連れ、赤ちゃん連れ家族におすすめ
今更ながら、もう誰しもが知っている当たり前のことを書く。
キッザニア東京は楽しい。
初めて来てみたが、そう感じた。
しかし電車で杉並区から1時間くらいかかる関係上、平日夜は久しぶりの夜更かしでなかなかきつい。
とは言え、休日の昼間は混雑しそうだし。
混雑具合なら、平日の方が空いていそうでおすすめであるが、幼稚園とか保育園とかに通っていると、夕方の部に来ざるを得ない。
次の日が休みの金曜日とかに来るのがオススメか。
写真は、ららぽーとの海沿いのところにある不思議なモニュメントと一緒に撮ったもの。いろんな色に変化して綺麗である。
こんな夜更かしをするのも滅多にないし、涼しい初夏の風が感じられて気持ちよかったし、息子がひとりで働いて来られるという頼もしさも感じられたし、いい1日だった。