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上場インデックスファンド海外先進国(新興国)株式ETFが約款変更

   

上場インデックスファンド海外先進国(新興国)株式ETFが約款変更

上場インデックスファンド海外先進国株式(MSIC-KOKUSAI)(証券コード1680)と上場インデックスファンド海外新興国株式(MSICエマージング)(証券コード1681)を私は積立購入していてこれらのETFをそれなりの額保有しているのですが、上の写真のように封筒が送られてきました。

収益分配金のお知らせかと思ったのですが、その封筒は茶色だし、そもそも配当が出るのってこの時期じゃないよなあと思っていたのですが、中を開けて見たらどうやら約款変更のお知らせらしいです。

約款変更予定で長期投資家にとっては改善される

約款変更予定で長期投資家にとっては改善される

これ改悪になるのかなあと心配だったのですが、文面を読む限り明らかに改善な感じです。

上の写真のように、株価指数先物取引や短期公社債を活用した運用から現物株式による運用へと変更することを目的としたもののようです。

これによって、つみたてNISAに対象商品の適合要件を満たそうという狙いらしく、長期投資家にとっては嬉しい約款変更となるようです。

より一層安全で低コストな運用になり得そうです。

新規投資対象ファンドは、「追加型証券投資信託 インデックスファンド先進国株式(適格機関投資家向け)」というらしく、信託報酬は純資産総額に対し年率0.0972%(税抜き0.09%)の低コスト。

約款変更予定で長期投資家にとっては改善される

約款変更予定で長期投資家にとっては改善される

重要なことはコストだと思うのですが、これが従来では実質的な負担として運用管理費用(信託報酬)が純資産総額に対して約年率0.27%(税抜0.25%)かかっていたものが、投資対象の入れ替えによってトータルコストで0.2592%(税抜0.24%)くらいに下がる模様。

先進国もエマージングも同様。

これはいいニュースですね。

というか私、今までよく知らずにこのファンド買っていたのですが、てっきりこれまでも現物しか買ってないのかと思ってました。

先物取引にかかる権利とか短期公社債とかも買ってたっちゅうことなのか。。。

約款変更に反対ならば議決権行使も可能

約款変更に反対ならば議決権行使も可能

もしもこの変更に同意できない場合は、所有受益権口数に応じて議決権を発動することも可能とのことです。

が、まあこんなに長期投資家にメリットしかない約款変更に対して反対する理由がないので、全面的な同意です。

その場合は議決権行使書面の返送等の手続きは不要なので、そのまま放置で問題ないですね。

何かやらなければならないのかと思ってちょっと心配でしたが、約款変更も我々にとってお得になるだけだし、面倒な手続きもいらないし、よかったよかった。

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