ふるさと納税で佐賀県上峰町のうなぎが美味しいし高コスパでおすすめ
ふるさと納税で寄付をしてうなぎを返礼品としてもらう場合、佐賀県上峰町の「B-84 九州産"ふっくら厳選うなぎの特上蒲焼き" 大サイズ4尾【増量キャンペーン中!!】」が超絶コスパが良いことに気づいたので、これをいただくことにした。
佐賀県上峰町の特大蒲焼うなぎは4尾は分量が多いので還元率が高い
さて、うなぎを返礼品としてもらう場合、多くの人は「重量が多いかどうか」を気にするだろう。
産地がどこか、ということを気にしても多くの人はその違いに気づかないし私も全然違いがわからない。
正直なところ、九州産のうなぎというのは有名なのかどうかは知らないし、うなぎといえば一番有名なのは浜名湖でその次がどこなのかは知らない。
しかし筆者はバカ舌なので静岡県のうなぎとその他の地方で取れたうなぎの違いなどよくわからないし、中国産だろうが国産だろうがうなぎの蒲焼は総じて美味い。
とりあえずなんとなくうなぎが食べたい。
自分で買うとスーパーで1尾あたり1000円超えてなかなか手が出ないが、寄付をした返礼品としてもらえるのならばこれを選択したい。
ふるさと納税の上限枠はたくさん余っているけど特段寄付をしたい自治体も決まっていないし、物欲もあまりないのでどうしても他に欲しいものも即座には思いつかない。
というわけで、1万円を寄付した場合に一番たくさん鰻がもらえてコスパが高そうな自治体に寄付をすることにした。
本来、寄付というものは応援したい自治体にすべきであって、返礼率がどうとかで寄付をするのは変な話だが、返礼品を奮発してくれる自治体は消費者を大切に考えてくれていそうできっと良い自治体だと思うので、そういう自治体を応援したいと思うのは一般人にとっては割と自然な発想である。
もちろんみんながみんなこの発想しか持たない場合、日本全体の不幸の始まりになることは否めないのだけれども。
さて、そんな感じでざっくりと「ふるさとチョイス」でウナギを検索したところ、真空パックの蒲焼うなぎは10000円を寄付すると大体2尾か3尾もらえることがわかった。
当然、2尾よりも3尾の方が良い。
それで3尾のものを選ぼうと思ってクリックしてみると、今度は1尾あたりの重さが異なることに気づいた。
大体90グラム〜100グラムが多いような気がしたが、110グラムのものもある。
そして重さの観点で検索すると、2尾であっても特大サイズで190gとか、1本200g以上とかいうものもある。
なるほど、本数ではなく重量で比較した方が合理的だと思った。
そこで適当に、検索窓に「うなぎ」とともに「120g」とか「150g」とか10グラム単位で上限させながら比較考量を逐一行ってみると、どうも佐賀県上峰町の「B-122 九州産"ふっくら厳選うなぎの特上蒲焼き" 5尾+1尾【増量キャンペーン中!!】」というのが良いような気がする。
まず本数の時点でも他の自治体とは比較にならない6尾という数だし、1尾あたりの重量も約90〜110g前後 (計600g以上)ととても量が多いのでいい感じである。
加えて、「蒲焼のたれ&山椒&錦糸卵6尾分」が付いてくるらしく、この錦糸卵付きというおまけ感もよかった。
これは大盤振る舞いだと思って、佐賀県上峰町は他にどんな返礼品を出しているのか調べてみたところ、超いい感じである。
明らかに大盤振る舞いな自治体というのがたまにあって、私が知る限り大阪府泉佐野市もその一例なのだけれども、必ずしもその自治体の特産品ではないにしても、やや広義に特産品なる用語を解釈して微妙に掠ってそうな自治体から取り寄せたんじゃないかとか思うような返礼品まで含まれている雰囲気を感じる広範囲なラインナップのものを提供する。
しかも高コスパで。
佐賀県上峰町は「九州」をキーワードにしてとりあえず九州であればOK的なルールで様々な肉や魚等の食品類をお得に提供してくれる印象を感じた。
それで上記6尾のうなぎをもらおうとしたところ、「B-84 九州産"ふっくら厳選うなぎの特上蒲焼き" 大サイズ4尾【増量キャンペーン中!!】」なるものを発見した。
こちらは4尾と数は少ないものの、重さの記載をみると、「1尾あたり約140〜200g前後 (計600g以上)」とある。
これ、6尾の場合は540〜660グラムであり、4尾の場合は560〜800グラムであるから、下限も上限も4尾の場合の方が重さのレンジが高めに設定されている。
もちろん下限に関してはいずれも「600グラム」は保証されているわけだから、6尾の場合は「600グラム〜660グラム」であり、4尾の場合は「600グラム〜800グラム」となる。
計算上は、4尾の場合の方が上振れリスクが高く、どう考えても4尾の方がお得である。
もちろん総合して両者の間に重さの違いがないように調整している可能性は高いし、後者は「蒲焼のたれ&山椒&錦糸卵4尾分」なので錦糸卵の量が微妙に減るかもしれないという予測もつくので、仮に両者の間でうなぎ自体の量が同様になるように調整されているのであれば錦糸卵分損をするかもしれないものの、ここでいう「蒲焼のたれ&山椒&錦糸卵4尾分」の「4尾」は1尾あたりのうなぎ量が特大サイズの場合を想定した4尾分に調整されていて両者の間に違いはないかもしれない。
となるともはや両者で重さの比較をするのは意味がないのかもしれないが、そうやって意味がないと一人部屋にこもって考えているのは時間の無駄で自治体に問い合わせれば話は早いのだけれども、しかし返礼品の多少の差をわざわざ問い合わせること自体強欲でケチくさいし、その質問自体が本来の寄付の精神に反するし、馬鹿げた質問で公務を妨害したら税金の無駄遣いになる。
なので、上振れリスクによってより高みに登れる可能性にかけて私は4尾にした。
4尾の方が配送が「2週間以内にお届けいたします。」であって6尾の方が「1ヶ月以内にお届けいたします。」だったので、早く食べられるというウキウキ感も4尾の方が高かった。
還元率が6割に達しそうなお得な蒲焼うなぎが配送されてきた
さて、寄付をするとその1週間後くらいに「お礼の品の配送のお知らせ」なるメールが届き、その2日後くらいには佐川急便から「うなぎです」という丁寧な言葉とともに冷凍うなぎを受け取ることができた。
2週間以内にお届けどころか、10日くらいで東京まではるばるうなぎ様が九州から飛んできた。
配送が早い。
ダンボール箱に「うなぎ」と記載されている。
きっと佐川急便のお姉さんは、「こいつはそんなにうなぎが食べたいのか」と思ったに違いない。
これが「品名 魚介類」だとしたらまあ佐川急便の人は何も思わなかったと思うが、「うなぎ」と明記されていることにより、「うなぎをどうしても食べたい強欲なやつ」と私のことを蔑んだに違いない。
「うなぎをお届けに来ました」という言葉もそう考えるとやや恥ずかしいといえば恥ずかしいが、私は堂々と「そうだ。私はこれからうなぎをどうしても食べたいのでこれから食べるのだ。すぐに」という気持ちでそれを受け取った。
なお、私は子供の教育の投資をしたいので、そういう使い方をしてくれるようにいつも寄付金の使途を指定している。
だからとても良い奴のような気がするが、実際はどうしてもうなぎを食べたい強欲なだけの人間である。
錦糸卵がまるで厚焼き卵のように、想定外に分厚い感じで期待が高まる。
そしてこのプチプチが、子供のおもちゃにもなるので非常にコスパが高い。
蒲焼のタレ。
ちなみに筆者は、うなぎの蒲焼はタレをかけなくても元々焼かれた時に付いている味付自体が十分に美味しいので、タレを使わずに別の機会のために保存しておくケチである。
山椒。
筆者はあの山椒をかけることによって舌が痺れる感が病みつきになる。痺れるくらい美味しい。
達筆な文字で「うなぎ蒲焼」の食べ方の指南書が付いて来た。
其の一から其の三。
蒸し器で蒸しあげろだのラップを使えだのこんがり焼けだのといった、とても丁寧な指南書である。
しかし私は単純に凍ったままのうなぎを600Wのレンジで加熱するだけで食べることにより無駄な手間を省きたいので、其の二に共感する。
「くれぐれもご注意くださいませ」なる優しい気遣いも良い。
其の七まである。
筆者はワサビをつけて酒のつまみにして食べるのも良いが、「バターでソテー」なる韻を踏んだラップ調のようなレシピもあるようである。
さらには、其の六まで来ると「赤ワインと水を加えて砂糖と醤油で煮物に!」なるテンションの高さもあり、おそらく書いているうちにだんだん作者が興奮して来たのだろうと思われる。
あるいは、せっかく蒲焼になっているうなぎをあえて煮物にするという裏技的な部分にややおふざけ感を含めているんじゃないかという印象も覚える。
「仕上げてはいかがでしょうか」という提案口調になっているところも、「まあ私だったらこんなことはしないけどね。うふふ」というニュアンスが暗に含まれている感が否めない。
なお、うなぎの蒲焼は九州、関西、関東で各々味付や焼き加減、蒸し加減が異なるらしい。
本品は九州仕立てで調理しているらしいが、筆者はバカ舌なので違いがぜんぜんわからない。
でかいのが4尾!
500mlペットボトル(ジャスミン茶)よりも大きい!
ちなみに中身はジャスミン茶ではなく、すでに飲みきったジャスミン茶のペットボトルを水筒がわりにして愛用しているペットボトルである。
この曲がり具合!
大サイズが4尾!
このサイズの国産うなぎであれば近所のスーパーで1580円するので、合計して6000円を優に超える。
すなわち、返礼率、還元率は60%を越えよう。
一般的に還元率は3割くらいのところが多いが、その倍近くの率があることが推察されるため、なかなかの数値である。
原材料名はうなぎ(国産)に加え、砂糖やら食塩やら酒精やらみりんやら水飴やら醤油やら、とにかくいろいろ使われている。
添加物が多いとかそういうことではない。
味付に手間がかかっていてお得であるということが言いたい。
結婚式のお祝いでいただいた皿に載せると、はみ出る。
はみ出る。
実にはみ出る。
仕方がないので包丁で半分に切る。
このプリップリの断面!
九州産のうなぎは頭付きだそうである。
なお、 DHAが凄そうなので筆者はこの頭を食べてみたが、なかなか骨に歯ごたえがあるので途中で断念した。
3歳の子供にもうなぎを与えてみたところ、これがとても美味しいらしいので、とにかく食べる。
小骨に注意してよく噛むように指示しておけば、喉に刺さる心配もそれほどない。
栄養価も高い。
なお、主食は栗ご飯であり、秋の味覚を堪能している。
子供にもおすすめである。
皮がこんがり焼かれていて焼き目が綺麗である。
脂たっぷりの皮は美味しい上に栄養もたっぷりだ。
なお、ほとんど半分を子供が食べてしまい、残りの半分を次の日の子供のお弁当にするという筆者は頭しか食べることができなかった。
逆に言えば、子供に身を取られたとしても、頭にだけはありつくことはでき、その旨みを享受することができた。
頭付きの九州産うなぎはおすすめであり、とりわけ佐賀県上峰町のうなぎは最高である。