至高の紫(前田利右衛門)は美味しいし高コスパなおすすめ本格焼酎だ
すごいお得に至高の紫720mlをゲットしてしまった。
至高の紫(前田利右衛門)の原材料名等
ラベルの記載によれば、「頴娃ムラサキ芋を原料に清酒麹(黄麹)を使用して醸造、熟成させた逸品」とある。
自分で自分の商品を「逸品」と称してしまうあたり、かなりの自信の表れが感じられよう。
そしてそのエイムラサキ芋は植付けから収穫まで社員の手によって手塩にかけて育てられているという。
ちなみに製造者の指宿酒造株式会社(鹿児島県指宿市池田6173番地1)の従業員数はこれを描いている2019年1月時点で21名(公式サイト参照)らしいので、この人たちはお酒の醸造から農作物を育てることまで幅広く活躍している模様。
さらにちなみに、エイムラサキ芋は鹿児島県の一部の地域でしか取れないレア度の高い芋である。
そんな希少な原料を使って丁寧に作られたこの至高の紫が旨くないわけがないのである。
そして本格焼酎は糖質が0に近くカロリーもアルコールを主とするエンプティカロリーなのでダイエット向きで太りにくい点も素晴らしい。
至高の紫(前田利右衛門)の味・食感等の感想・評価
さあ、そんな逸品を開封する時がきた。
「厳封之証」なるシールが貼られたこの高級感と信頼性の塊のようなキャップをドキドキしながら開封だ。
ところで、上記ラベルには、「まろかやで上品な甘み、果実を思わせるフルーティーな香り」と記載されている。
なんという形容詞だろうか。
まるでスイーツ好きのカフェ系女子が好きそうな宣伝文句ではないか。
というわけで、ぐい飲み等の男勝りな酒器で飲むのはやめて、スイートなカフェオレでも注ぐかのようなコーヒーグラスに注げ。
この透き通った透明な色合い。
飲み口は爽やかで、嫌味のない甘さが口に広がる。オススメの飲み方はやはりロックでも水割りでもなくストレートだ。25度のアルコールが直にくる感じ、最高。
美味しい。さすがの利右衛門先生である。
こんな伝統と実績に本格焼酎を江戸時代に製造開始してから現代に至るまで残してくれてありがとうございます。
至高の逸品であった。
至高の紫(前田利右衛門)の販売店舗・価格
さて、この至高の紫であるが、東京のスーパーなどで見かける機会は非常に少ない。
レア度が高い。
そして価格はネット通販で調べたところ720mlで1600円と、普段使いの酒としてはなかなかの価格である。
となれば、どの辺が「高コスパ」なのか。
まあこれほどの味わいが1600円前後で入手できれば十分に安いと思われるのだが、なんと私はこれを<strong>拾った</strong>。
よくあるあれだ。「ご自由にお持ちください(Take Free)」って奴である。
通常、あれ系の段ボール箱に入っているのは衣類や子供のおもちゃ、食器などが主だと思うのだが、なんと未開封の酒が入っていたのである。
目を疑った。
なぜこれが出されていたのか。飲めば良いのではないか。
あるいは、これが出されていたら、その辺を通りがかったおっさんがとっくに持ち去っているはずであった。
しかしそこに残っていた。
だからありがたくいただいた。
無料である。
昔読んだ小説で、ホームレスが主人公の作品があった。
その小説には、ホームレスといえどもプライドにかけて越えてはいけない一線があり、その一線とは、道に落ちている食品類を絶対に拾って食べないという制約である、という旨のくだりがあった。
私は容易に一線を超えた。プライドというものは私にはない。
無料最高。高コスパで最高品質な逸品を手に入れたウキウキ気分で、いつも見る世界が幸せに満ちた光景に様変わりしていたのはいうまでもない。