堀之内妙法寺(東京都杉並区)は正月(元旦)の子連れ初詣におすすめだ
やはり小さい子供づれでの初詣は東高円寺にある堀之内妙法寺がオススメである。
以下、2019年元旦に参拝した様子について書きたい。
堀之内妙法寺の初詣の混雑状況
小さい幼児、乳児などを連れている状況において元旦に初詣をしようとすると、やはり待ち時間が長くなるような長い待ち行列ができてしまう神社、お寺は行きにくい。
したがって、小さいこじんまりとした神社に詣でようとすることにもなりがちだが、せっかくなので比較的大き目の有名な神社・お寺に参拝もしてみたい。
その点において、この近隣だと東京のへそでおなじみの「大宮八幡神社」が挙げられるが、あっちはめっちゃ混む。交通規制してるくらいに。
というか歩くスペースが狭いので必然的に満員ラッシュ並みに密集することになる。
そんな状況だと乳幼児・赤ちゃんが飽きて泣いてしまった場合に周囲への迷惑も考えると、参拝を躊躇してしまうだろう。
その点において、この妙法寺は幅広な構造になっているので人口密度が高くなりにくい点が素晴らしい。
自転車置き場、駐輪場にも余裕があり、自転車でのアクセスも容易である。
ケバブやベビーカステラ等の売店のスペースも広く確保されているので、ゆとりを持って買い物もできる。
堀之内妙法寺はやくよけ祖師として有名
それでいてムッチャ伝統のあるお寺である点が高コスパである。
何しろ、やくよけのご祈願といえば神楽坂圓福寺、赤坂圓通寺と並んで、江戸三祖師の一角を担うお寺である。
という感じのことがパンフレットに書いてあったのを読んで今回初めて知ったのだが。
まあすごいご利益がありそうなことには間違いあるまい。
さあ、実際に行列に並んでから賽銭箱の前に到着するまでにかかった時間は15分程度だろうか。
元日の正午前という割と混みそうな時間帯でこの待ち時間なら、余裕である。
子供に5円玉を渡す。振りかぶって・・・
むん。
お金を投げ入れるのが楽しいようである。
祈願のマナーなどを教えて願い事を思い浮かべてもらったら終わりだ。形だけの真似事だって構わない。
息子も4歳にして初めての祈願を楽しんでいたようだ。
3歳だった昨年はとりあえず一緒にいたものの、お祈りまではさせなかった。4歳にもなるとお利口さんになんでもできるようになる。
お屠蘇の儀もあるようだし、干支盃ももらえるようだが、私しか酒が飲めないので、途中まで並んだけとやっぱりやめた。
こちらもさほど待ち時間なく飲める。酒が。作法なんかはその場で教えてもらえる感じだったので、初心者でも問題なくいける感じだった。
子供向けのイベントもある
小さい幼児が飽きずに遊べるものもある。
まあ遊べるといってしまうと語弊があるかもしれないが、子供が喜びそうな井戸があるのでちょっとはさせてみても良いかもしれない。
しかし井戸の上に上ってはいけない。
それから、「太郎次郎一門」の「伝統芸能猿まわし」もかなり楽しいイベントであった。
しかしこの会場が喫煙所の隣というのが微妙だった。
あと、太鼓演奏なんかもあるようだったが、これは2日と3日限定の公演だったようである。
お守りもさほど並ばずに買える。
素敵な巫女さんがたくさんいた。
昨今のお守りは、子供の好きそうなランドセルの形をしていたりと、デザインも豊富だった。
思わず買いたくなってしまうような形状である。
お守り分野もイノベーションが加速しているようだった。
鈴紐を構える。
まあ鈴がついてなかったので鈴紐じゃないか。正式名称なんていうんだこの綱。
むん。
ゴーンと鐘の音が鳴る。
こういうのも楽しいようだった。
なお、おみくじは引かなかった。凶とか出たらヤダから。
いやー、良い。いつ来ても妙法寺は良い。
アクセスは東高円寺駅が最寄りだが、そこから徒歩で15分くらいかかるので、小さい子連れだとバス等を使わないといけない。可能なら自転車がオススメである。