会社・職場の親睦会は強制ではない。頑張ったら脱退・脱会できたぞ。
2016/03/22
私の会社では課ごとに「親睦会」というものがあって、毎月給料日に各社員がちょっとずつ親睦会幹事にお金を渡して積み立てることで、課の飲み会とか職場旅行とかキオスク(コーヒーやお茶など)を運営できるという会があります。
たぶん日系の昔からある大企業だと、こういう会って未だに残ってるんじゃなかろうか。
しかも半ば強制的に加入させられる形で。
外資とか中小企業とかだとあまりメジャーではなさそうですが。
で、私はこれを脱会することにしましたので、その経緯を紹介しておきます。
多分、こういった会を抜けたいけど抜けられないと勘違いしている人は多いのではないでしょうか。
そもそも親睦会にいつ加入したっけ?
そういえば、親睦会とか加入した記憶がないのだけど、いつの間にか毎月給料日になると引き落とされて行くのだった。
割と数千円とかかかって、その会費があれば10食分の弁当が買えるんだよなあとか思っていたりしました。
それでも、新人の頃とかはいろんな人と情報交換して仕事に役立てられましたし、純粋に飲み会や旅行が楽しかったりしたので良かったのですが、ある程度年数を積み重ねて行くと、なんとなく馴れ合いみたいになってきますし、そもそも最近は家事育児があるので飲み会や旅行になど行っていられない。
そういう場合でもお金は一律に取られるので、あまり有効に活用できていません。
親睦会はみんなにとって必要とはいえない
まあお金自体は些細なものなので別に気にしてませんし、普段親睦会のコーヒーやお茶を飲ませてもらってるので買いに行く手間を考えるとむしろ便利なのですが、なんとなく最近この「親睦会」というスタイルが果たして必要なのかどうか、ということを考えるようになってきました。
なんとなく昭和の頃の「社員は家族」みたいな風潮の名残が残り続けているだけなんじゃないかと。
今の時代は会社はあくまでお金を稼ぐ場所にすぎなくてあくまでも家庭や友達や趣味と同列のもの、という人も多い(あるいはそういう認識で生活せざるをえない)と思うので、親睦会が全員に対して平等なものではなくなっている気がする。
他の社員との親睦は仕事やりながら深めれば良いだけだからな。
あとは、私は若手のころ幹事とかやるのは別に苦でもなかったし、そもそも田舎の5流大学のアホだから、そういうところでがんばろうと思っていたくらいなのだけど、
最近の若手はみんな超一流のSラン大学卒業のエリートばかりで、そういう人たちが、誰でもできるような幹事業務に時間を取られている、という現状を見てるのも悲しくなって来た。
親睦会を脱退しようとしたら断られた
で、脱会する旨を告げたところ、「脱会する際の規定が親睦会に無い」と言われた。orz
うそー? ということは、今まで誰も脱会したこと無いっていうこと? 強制的に加入させられて脱会できない会って、普通に考えておかしいでしょう。。。
まあ、職場に遅くまで残って飲み会も好きで必ず参加、という人は構わないでしょうけど、親睦会に加入しているメリットが無くなった、という人も少なからずいると思うのですが。。。
私が変なのだろうか。
とりあえず、その規約はおかしいような気がしたので、できれば脱会の規約を作って欲しいと申し出たところ、進めてくださっているようだった。
ただ、その幹事がエリート大学卒業の新人さんで、こんなつまらないことでまた貴重な業務の時間を奪ってしまうことになるというのが心苦しいのだけど。。。
まあ仕方がない。
別の課では親睦会を脱退できた
それで、しょうがないから嫌いや入っていたのだけど、別の課に異動になりました。
それで、またその課の親睦会、懇親会にいつの間にか親睦会に入れられていたのだけど、「いや私はこういう会に入らない主義なので、加入は免除してください」と幹事に申し上げたら、加入しなくて済みました。
やったー!
頑張れば、親睦会に入らなくて済みます。
ただ、こういった会に入らないことで、孤立化するリスクを受け入れることになるので、世捨て人になりたくない人はやめたほうが無難でしょう。
追記:
これに関連して、友達とは呼べないほどの微妙な人や、面倒な元同僚からの誘いを断る方法。というものを書いています。