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炭酸水をクエン酸と重曹で安く作る方法。買うより安いし高コスパ。

      2016/04/03

ジヴァニア

最近暑くなってきたこともあり、毎日炭酸の入ったアルコールをぐいぐい飲みたい。しかも甘くないのを。

というわけで、ビールは高いから毎日発泡酒を求めてさまよっているわけですが、どのスーパーでもだいたい350mlで115円という割とリーズナブルな価格なので、毎日飲んでもそれほど痛くはないです。

が、サッポロ・ラガーズハイという7%アルコールが入ってて強炭酸の飲み心地たっぷりな発泡酒が100円以下で買えたことから、炭酸入りアルコールのコスパを求めてみようと思った。

あと、今はだいたい1日2本くらい飲んでしまうので、100円の発泡酒を2本飲むのを1月続けていたら月額約6000円。意外とバカにできない価格。

ちなみに、EUROHOPユーロホップという第四のビールも80円台で買えて美味しかったです。
また、コープだとなぜか金麦とかモルツとか、普通のスーパーで120円前後しそうな大手メーカーのものに「coop」の文字が印刷されて100円均一で売ってたりするので、コープで発泡酒を買うのはかなりコスパが良いと思いました。

なのでこれを超えるコスパを実現しなければならない。

高濃度のアルコールを買って、自分では薄めたほうが安い

さる情報筋から、混成酒類の基本税率は「(1)21度未満 220,000円/L(2)21度以上220,000円/Lに20度を超える1度ごとに11,000円/Lを加えた金額」なので酒税を節約するためにはなるべく高濃度のアルコールを買って、自分では薄めたほうが安くなる旨のことをご教示いただきました。
確かに21度未満のアルコールにかかる税率は高いことになりますなあ。
高ければ高いほど単位量あたりの税率は安くなるようです。だから価格に上乗せされる酒税分の価格も、濃度が高いほど抑えられるという計算に。

というわけで、高濃度アルコールで割ってかつビールのような味が出せることでおなじみのホッピーを試してみることにしました。

ホッピーの飲み方としては、焼酎が一般的ですが、特に甲類だとコスパが良いようです。
その甲類の中でも抜群にホッピーと相性がいいのはキンミヤだそうで、確かにあわせてみると美味い。

というか、このキンミヤそれ自体が相当に美味いなあ。
今までは安くて酔えれば良いじゃんと思って今まで家で買う焼酎はもっと安いやつだったけど、あまり美味しくなかった。というか焼酎それ自体別に好きでも何でもなかったのだけど、キンミヤは雑味が無くていい味わいや。

これをホッピーで割ると、あまりの雑味のなさに、入れても入れてもすっきり飲めて、うっかりキンミヤを大量消費してしまいました。

キプロス酒ジヴァニアZivaniya

ジヴァニア2

ここで、キンミヤは25度のアルコールですが、もっと強い酒で割ることで高いコスパを実現したい。
そう考えた時に、ウォッカとかブランデーなんかが良いんじゃないか、しかし普段こういった酒は買わないから何を買ったら良いのか分からん。
と思っていたら、ずっと家に眠っていたお酒があったわ。
イギリスに留学していた時にであったキプロス出身の友人が、英国を出る時に餞別にとキプロスで有名らしい「KEO ジヴァニアZivaniya」なるものをくれました。
ただ、45度あるので、普段強めの酒を家では飲まない自分はなかなか開ける機会がなく、また、自分が飲んだこと無く、飲み心地の保証ができないため、たまにくる友人に提供していいのかどうかも分からん。
で、2年くらい寝かしていたのですが、これホッピーで割ったら良いんじゃないかと思って飲んでみた。

フルーツ感が強い

ジヴァニア3

ううむ。どうもフルーツや香草みたいな香りが口に広がって、ビール感とはやや離れる気がします。
あまりホッピーにあわないのだろうか。
確かに、パッケージには「grape」から作られている旨の記載がある。

Wikipediaによれば、

ジヴァニアは、病気の房などを取り除く選果作業を経た、熟したブドウの果実のみから作られる。このブドウは、キプロス島で栽培されているブドウ(Xynisteri種やMavro種)である。このブドウを醸造して作った辛口のワインと、ワイン生産の際などに発生する、ポマース(ブドウの搾りかす)とを混合して、専用の蒸留器で蒸留することによってジヴァニアは製造される。

とのこと。
これはかなり格式高い貴重なブドウから作られた、成し遂げた酒なんじゃなかろうか。

そして1989年からは、EUによって、キプロス島で作られた、上記の製法のグレープ・ブランデー以外は「ジヴァニア」を名乗ってはならないと規定されている。

らしい。これは地理的表示に指定されているシャンパンの名称が保護されている並に、守る価値のある成し遂げた飲み物の気がしてきた。
ホッピーで割るなんておこがましいか。

炭酸水で割る

というわけでそのまま飲んでみたのだけど、アルコールが強くて味がよく分からん。

なので炭酸水で割って氷を入れてみたら、これは美味い!
もともとフルーツの香りがあるので、別途レモンとか添えたりしなくてもさわやかな感じがあるぞ。ぐいぐい飲める。暑い夏に最適だ。

しかしながら、炭酸水は1リットルで大体100円はする。安くても70円前後か。
というわけで作ることに。

ジヴァニア4

生協コープでクエン酸を、重曹をサミットで買ってきた。
重曹と酢を混ぜて発生した泡で排水溝をシュワシュワにして掃除することはやったことあるので、重曹といえば私に取って掃除用具のイメージなのだけど、これを飲むということは初めて体験した。
酸とアルカリで発生した二酸化炭素で炭酸水を作るわけですな。

なお、ミドボンなるもので作るもっと成し遂げた方法もあるらしいけど、初期投資がかかりそうなので見合わせです。

ジヴァニア5

この炭酸ガスで作った水、普通に飲んでも柑橘に近い雰囲気がありますなあ。
これでジヴァニア割ったら美味かった。
将来はキプロス島に移住フラグかこれ。

で、まとめると、350ml発泡酒を100円で買った方が楽。

まあ作ったほうがずっと安いですけど、毎回毎回作るだけの手間を考えるとプライベートブランドとか格安酒店とかの安い店を探してそこで安く買ったほうがずっと楽ですわ。

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