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崎陽軒の昔ながらのシウマイと特製シウマイと楽陽食品のチルドシウマイの違い

      2018/05/31

崎陽軒の昔ながらのシウマイと特製シウマイと楽陽食品のチルドシウマイの違い

視察目的でパシフィコ横浜なるところに自動車技術展 – 人とくるまのテクノロジー展というものを見に行くことになったのだけど、毎日育児で追われて我が家は外食とかもできず、スーパーで買ったものしか買うことができないので、せっかくの機会に、何か横浜名物らしいものを買おうと思いました。

スーパーで買った物しか買うことができない、ということは、シウマイであれば、近所のいなげやに売っている楽陽食品のチルドシウマイ1パック100円以下のシウマイしか食べないわけです。
これがまた美味いんだよなあ。なんであんなに安いの?

横浜の名物と聞くとシウマイ以外思いつかないし、みなとみらい駅直結の駅ビルみたいなところでも肉まんやとシウマイ屋しか見つからなかったので、とりあえず崎陽軒のシウマイを買うことにしました。

崎陽軒の昔ながらのシウマイと特製シウマイの違い

その崎陽軒、自分は買ったこと無くて家人が買ってきてくれたものを食べて美味いなあと思った経験はあるのだけど、崎陽軒って赤いパックのしか無いのかと思っていたら、カニシウマイとか海老シウマイとか黒豚シウマイとか、特製シウマイ、なんてのもあるんだなあ。

ちょっと前に、「崎陽軒のシウマイは冷めたまま食べるか温め直すか」という議論を5時に夢中で見ていたのもあり、崎陽軒が世間でこれほど研究対象になっていることを知ったので、ここはせっかくだから、昔ながらのやつで置きに行くよりも、特製というちょっとグレードの高そうなもので比較してみることにしました。

店員さんに聞くと、「大きさが違うのと、むかしながらのよりもホタテ貝柱がたくさん含まれている」とのことでした。
価格は海老シウマイとかと同じく6個で700円でした。
ちなみに昔ながらのシウマイは、15個で590円です。
お土産代としては700円と590円とでは大差ないけど、よく考えてみたら6個で700円となると1個100円超えるわけで、1個食べるだけで子供の離乳食が買えるだけのお金が飛んで行くことと、自分が味音痴でどうせ違いが分からないことを予想しているうちに、買ってからものすごく後悔の念に苛まれました。

帰宅する電車の中で、なんども「特製 崎陽軒 美味しい」という検索を試して、特製がノーマルとは全然違うという書き込みを見て自分を慰めるわけです。

ただ、書き込みの中には、少数派で「味の違いが顕著には分からないかもしれない」というものも見つけました。
私は味音痴だからたぶんその結論に達するだろうと思ってやっぱり憂鬱になるわけです。

特製シウマイは格別か

持論として、ひき肉ベースの料理が冷めると、高級なものとそうでないものとの違いが分かりにくくなる、というのがありまして。
たとえば焼き肉やステーキなど、高級な肉は脂がジューシーで柔らかく、その脂の甘みと柔らかさで格別感を感じられるものですが、それが冷めてしまうとやっぱり固くなってしまって味が落ちる気がする。
それがひき肉料理になると、安かろうが高かろうが、柔らかく食べやすくなるのは当たり前なのと、そもそもひき肉は脂の多い部分を使っているので、ジューシーさと柔らかさの点で違いが小さくなる。
さらにひき肉料理は味付けをしているわけで、ことシウマイに至っては、「これがシウマイの味だ」というような味の方向性になるような味がついているし、餃子みたいに野菜とかニンニク量とかで差別化することも難しそうなので、こと優劣をつけるのが難しくなると考えます。

したがって、シウマイであって、「冷めても美味しい」崎陽軒を冷めた状態で食べたとしても、ジューシー感、味等に違いを感じるのは難しいのだろうなという偏見で食べてみたところ、やっぱりそうなりました。
とにかく昔ながらのシウマイも美味しかったし、特製シウマイも美味しくてご飯やビールが進んでダメ人間になりそうです。
大きさが違うので特製シウマイの方が一層ご飯が進みますな。

崎陽軒と楽陽食品

楽陽食品は全然聞いたことなかったしスーパーで98円とかで売られてたりするので、すごく怪しいメーカーなんじゃないかと思っていたら、どうやらそうでもないらしく、中には崎陽軒のとどっちが好きか、なんていう比較についてもネット上で見かけたのだけど、普通に考えたら、市場でつけられている価格で考えると崎陽軒に軍配があがるのは当然だし、まして特製シウマイなら同じ量あたりで比較すると楽陽食品の10倍くらいの差がついている。
が、意外にも楽陽食品が好きとかいう意見もあったりして、やっぱりシウマイの味の違いって難しいなと思った。

目隠しで高級なものと庶民的なものを食べると、たいていの人は全く違いが分からないという話を聞いたことがあるけど、目隠ししないでも、見た目の大きさくらいしか違いが分からない自分は、今後はとにかく市場価格というコストパフォーマンスだけに徹していこうと思いました。
市場価格を遥かに超えるようなものは、あくまでもお土産とか賄賂用です。

元祖シウマイなんていうものもあるのか。

楽陽食品×ホテイフーズ チルド焼売 炭火焼き鳥味

楽陽食品×ホテイフーズ チルド焼売 炭火焼き鳥

さて、楽陽食品は既成の枠にとらわれない商品でせめています。

これはホテイフーズとのコラボ商品である「チルド焼売 炭火焼き鳥味」。

通常豚肉を使うべきシウマイに、国産鶏肉を使うという攻めっぷり。

いなげやで通常価格108円くらいだったところを半額だったので2パック買いました。

チルド焼売 炭火焼き鳥

なお、鶏肉がメインであるものの、つなぎ等に豚脂を使っている模様。

鶏肉だとあっさりしすぎてパサパサになってしまうことから、脂を別途加えてジューシーさを出しているものと思われます。

チルド焼売 炭火焼き鳥

調理方法も簡単です。

トレーのまま電子レンジに入れてそのまま加熱すれば良いだけです。

いたるところに合理化が施されています。

チルド焼売 炭火焼き鳥

内容量は10個。

これで通常価格100円程度なら一個10円ということで、非常に安い。

チルド焼売 炭火焼き鳥

チルド焼売 炭火焼き鳥

鶏肉ベースのあっさりしたシュウマイは子供のおかずにもうってつけ。

炭火焼きの風味が香るこの焼売を子供は美味しそうに食べましたし、もちろん親のビールのおつまみにも最適でした。

楽陽食品は従来の概念にとらわれず、常に新しいものにチャレンジし、同時に従来の課題を解決しようとする意欲を持っていると思われます。

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