屋根なし2階建て東京観光のスカイバス(SKY BUS)は子連れにおすすめ
スカイバス東京(SKY BUS TOKYO)についに乗ってきた。
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屋根なし2階建てバスは子供に大人気である
そもそもなぜ東京在住なのにこのスカイバスに乗ったのかというと、こども霞が関見学デーの国土交通省でおすすめのプログラムとランチ等で書いたように、こども霞ヶ関見学デーでスカイバスの無料体験に乗れなかったことがきっかけである。
4歳の我が息子はなぜかオープンカーに興味があった。
高いところも好きであり、バスのような大きな車も好きであった。
そして2階建の屋根なしバスはオープンカーである上に座席が高い。
息子の好きな要素をふんだんに含んでいる。
したがって、2階建てバスも当然に好きであった。
いつか乗せてあげるよ、と私は口癖のように言っていたが、割と乗る手続きが面倒くさそうだし(実際は後述するように超簡単な手続きなのだが)私も面倒くさがり屋なので一向に実行しないでいた。
値段も高そうだし(実際は後述するように安いのだが)。
そんな折、毎年行っている霞が関の子供デーで無料で乗れるっていう触れ込みを聞いたから、子供に「ついに乗せてあげられるよ」とずっと言い聞かせ続けていて、息子も楽しみにしていた状況で乗ることに失敗してしまったので、その罪悪感と悔しさに囚われた私は、スカイバス東京に有料で乗る決意をしたのである。
そして整理券を取れなかったことから実感したのだが、子供はスカイバスがものすごく好きであるということである。
みんなに大人気のスカイバスは、やはり子供が小さいうちに乗っておいて喜ばせてあげるべきだと思いを新たにした。
予約はネット上で簡単にできるし平日も休日も割と空いている
霞が関の時は予約不可能で当日の整理券に並ぶしかなかったところ、当日蓋を開けてみれば定員を大幅に上回るほどの大人気ぶりだった。
また、スカイバス東京は、外国人観光客数や東京の人口が増えている昨今、混雑して早めに予約しないと満席になってしまうと恐れていた。
しかしながら、マジで超失礼極まりない話になってしまうが、忖度も奇譚もなく言ってしまうと、ほぼ毎日毎時間空席がある。
いろんな条件でたくさん調べてみたが、夏休み真っ盛りの平日でも休日でも余裕で空いている。
もちろん、今年の夏は猛暑日続きで熱中症を恐れているから席が余っているということも考えられたが、それにしても余裕である。
実際に私が乗車した時の様子。
8月の夏休み中の土曜日の10時半に予約したところ、後ろから2番目の席が確保されていた。
(座席は自分で選ぶことはできず、強制的に指定された席に座ることになる。)
なお、予約は前日の金曜日の朝にネット上で行った。
そして当日実際に乗車してみると、上記写真では満席に近いようにも見えるが、実際は半分くらいの席が空席であった。
車両前方がほぼ空いている。
ガイドさんが、「見晴らしが良いので後ろの方の席に座ってもらっているが、前の方が良い人は前の方に座ってもらっても大丈夫です」といった趣旨のことを言っていた。
(バスガイドが付くということすら当日まで知らなかったのだが、大人1800円で1時間弱乗れるにしてはだいぶ豪華な気がする)
ということはつまり、どういう優先順位で座席が指定されるのかは定かではないが、早いもの順で後方から詰めていく仕様になっているのではないかと推察された。
であれば、前日に予約したくらいに遅い予約であっても、後方から2番目、すなわちすごく優先度が高い座席を確保できるくらいには空いているということである。
あるいは、予約時点での優先順位ではなく、当日にチケットカウンターで購入した順番で座席を指定しているのかもしれない。
それであっても、私は出発の40分くらい前に到着したくらいでこの優先度の高い席を確保できたわけで、さほど焦らなくても十分に良い席を確保できたということである。
予約はキャンセルしてもお金がかからない
あと、予約時点でチケットをクレジットカード決済などで購入しなければならないのではないかと最初は思っていたのだが、実際はそんなことはなく、決済は当日の窓口で初めて行われる。
ということは、チケットをキャンセルしてもお金は一切かかっていないということだ。
出発予定時刻の20分前までにチケットカウンターに到着しないとそれはキャンセル扱いになるが、別にそれによってお金の支払い義務は発生するわけではない。
小さい子供は体調を崩しがちであり、当日になって急な発熱などで予定をキャンセルしなければならないことは常々起こりうることであるため、事前予約が必要なイベントなどは、どれくらい前もって予約すべきかということに子育て世帯は終始躊躇する。
料金前払いのイベントに事前予約して、結局子供が熱を出してキャンセルせざるを得ず、料金が無駄になった、ということはなるべく避けたい。
子育てにおいて金は重要なのである。何かにつけてカネカネカネ。
まあそんなことはないけど、とりあえず無駄金の浪費は避けておくに越したことはない。
しかしスカイバスにおいては、そのようにキャンセル時にお金がかからないのでお金の心配はいらないのである。
よって、安心して事前予約ができる。
嬉しい配慮である。
なお、出発予定時刻の20分前までに到着していないと強制キャンセルになるという規定は、割とシビアなような気がする。
特に朝一の出発時刻の便を予約した場合においては。
しかしながらこれも安心できる。
再び失礼な話であるが、仮に出発予定時刻の20分前に遅刻したとしても、別に普通にチケット購入するのでも全然間に合うくら位に空席はある。
というか、マジで失礼な話になるが、もはや予約とかしないで、当日急に「スカイバスでものるか」くらいな感覚でも十分に乗れそうですらある。
あと、再三失礼な話になるが、当日のネット予約でも十分に空席がある。
だから安心して乗られたい。
これほど簡単に乗れるスカイバスなのに、なぜ霞が関こども見学デーでは1時間近くも行列してたかだか10分程度のバスツアーにみんな参加したがっていたのか。
要するにカネである。カネがタダなら1時間待っても良いと考える世帯のなんと多いことか。
よく考えればたかだか10分程度霞が関界隈のような単なるビル群のつまらない景色を無料で乗ることに1時間近く待つ必要があるなら、ほぼ並ばずに時給2000くらいの仕事でもして貯めた2000円弱の金で1時間弱、より素敵な景色のバスツアーに参加したほうがコスパが良いに決まっているのである。
これは私の単なる負け惜しみである。
東京タワー・レインボーブリッジコースがおすすめ
コースは、皇居・銀座・丸の内コース(大人1600円)、東京タワー・レインボーブリッジコース(大人1800円)、お台場夜景コース(大人2100円)、暑さをふっとばそう!夏の首都高爽快ドライブと東京タワーお化け屋敷(大人2000円)などがあるのだが、明らかに小さいこどもなら東京タワー・レインボーブリッジコースがおすすめであろう。
皇居・銀座・丸の内は小さい子供にとっては対しておもしくないし、夜は早く帰って寝なければいけない乳幼児は夜景コースは不可能である。
お化け屋敷はまだ未就学児は対して楽しめないだろう。
となれば、子供も大好きな東京タワーや海の上を走れてしかも高速道路まで走れて爽快な東京タワー・レインボーブリッジコースが圧倒的におすすめである。
乗ってみた感想としては、風が気持ちよくてジェットコースターに乗っているに近い。
遊園地で遊んでいる感覚である。
未就学児であれば親の膝に座らせることで子供料金800円がかからないことから、大人1人、子供1人であれば1800円でいける。
1時間近くのれる上に、ガイド付きで大人も楽しめる。
これで1800円は超絶やすい。遊園地に行くより時間あたりのコスパとしてはダントツで安い。
スカイバス東京から見た風景と感想
さて、前置きが長くなった。
ここからが本題である。
実際に車窓から撮影した各種スポットとともに、その感想を残していきたい。
超楽しかった。その超楽しい様子を逐一事細かく書いていきたい。
しかし、ここまで前置きを書くのに疲れたので、感想とか書くのがすごく面倒臭くなったからやっぱりやめた。
あとは適当に写真を掲載するから勝手にスカイバスの様子を想像してどうぞご勝手に楽しんでください。
あと、そういえばこれに乗ることで今後のスカイバスとかスカイダックとかの割引クーポン券がもらえるとか言っていたようなので帰りに窓口でもらってこようかと思っていたが、すっかりもらい忘れたのでそれを後悔している。世の中カネなんだよ。かね。
カネが安いことが何よりも重要。くそ、安くなるクーポン券をもらい忘れた。口惜しい。
そういえば、食べ物は禁止だが、飲み物は蓋がついていれば水筒とかペットボトルとかは飲める。
飲み物忘れた場合には、窓口で100円で買えるようだ。世の中金だ。
お土産も1000円で買える。1500円のセットもあるようだ。世の中金なんだよ、かね。
バスガイドさんのレベルが高くてすごく楽しかった。
話が上手い。