スティルトン(東京デーリー)は美味しいし安いおすすめブルーチーズ
日本で本格的な輸入チーズを買おうとするとかなりのお金がかかる。
その点、スーパーで手軽に輸入チーズを買えるようにしている東京デーリーのチーズは比較的高コスパなのではないかと思われる。
スティルトン(東京デーリー)の販売店舗・価格
クイーンズ伊勢丹で648円のところ50%引きの税抜き価格324円で買った。
イギリス産の本格的なブルーチーズは日本で買おうとすると結構な値段がするが、まあ半額の300円程度ならかなり安い方だ。
648円のままであっても、これだけ本格的なチーズであれば、まあまあ安い方だといえる。
スティルトン(東京デーリー)の原材料等
原材料はナチュラルチーズ(生乳、食塩)のみだ。
内容量は70g。
原産国はイギリスで製造者は株式会社東京デーリー(東京都江東区木場3−4−2)である。
賞味期限が近いことで半額だったが、私は昔イギリスに住んでいたときに、わざとカビを増やそうとして長く冷蔵庫に置いておいたこともあった。
多少賞味期限が切れたとしても私はむしろ青カビ好きにはより好適なんじゃないかと思うが、お腹を壊してもしょうがないのでその辺は自己責任で。
スティルトン(東京デーリー)の味・食感等の感想・評価
三角形状の容器を開封すると、まるで濡れた雑巾をそのままにしたときのようなあの生乾きの匂いがする。
洗濯物の生乾きの匂いは嫌いなのだが、チーズになるとなぜか嬉しくなるのは私が臭い食べ物が好きだからだろうか。
しっかりとした固形感。
固くてボロボロと崩れやすい性質。
昔イギリスでしょっちゅう買って食べていたチーズを思い出した。
なお、切ったりするときにかけらが飛んで散らかったりする可能性があるので注意だ。
おすすめな食べ方はそのまままるでレアチーズケーキのように食べるのがおすすめだが、レーズンやナッツとともにサラダやカナッペにすると良いらしい。
まあせめてパンに乗せると良いだろう。
日本でよく売ってる食パンのようなものではなく、ここはイギリス産のチーズであることから、イギリス等のヨーロッパでよく見かけるブランたっぷりの茶色のパンが良い。
私はこれを神戸屋の神戸屋の全粒粉入りブラン食パンに乗せて食べたところ、かなりオススメの組み合わせとなった。
塩分と濃厚なコクが、パサつき感のある穀物パンによく馴染む。
良い組み合わせだ。
これほど青カビがよく入ったチーズを日本のスーパーで気軽に買えるようにしてくれて東京デーリーはありがたい。
なお、このパンについては神戸屋の全粒粉入りブラン食パンは健康・ダイエット・コスパ面で最強に書いたので、ご参照いただきたい。
フルーツにも合う。
私はよくイギリスでぶどうと一緒に食べたりもした。
バナナと一緒ではどうか。
あまり合わない。
甘みが強い果物とは合わないのだろう。
ほのかな甘みと苦味、そしてしょっぱさとコクが同居したこのチーズはそのまま食べるか、あまり味わいを邪魔しないパンなどと一緒に食べるのが最善だと私は考える。
なお、蓋の空き具合がいまいちであった。
蓋の一部が繊維のように容器に残ってしまい、やや邪魔だった。
時間が経つとまるで汗を書いたかのように乳脂肪分が溶けて表面に浮き出てくる感も良い。可愛げがある。
これほど濃厚なのでワインはもちろんブラックコーヒーとも相性が良い。
70gなので気軽にお弁当などに持ち歩くのも良いだろう。
そのままスナック感覚で完食するのは素晴らしい。
濃厚なチーズは太ると思われがちだが、乳脂肪分は太りにくい脂肪であり、低糖質なチーズは高カロリーではあっても太りにくい。栄養も抜群でダイエットにオススメである。
イギリスではこれだけの量のチーズであれば200〜300円くらいで気軽に買えたものだが、日本でも徐々に安く輸入チーズが買えるようになってきた。いい時代である。
そして世界三大ブルーチーズの一つであるこのスティルトンを食べて変な夢でも見ると毎日が楽しくなるだろう。