マルちゃんと日清のおすすめ冷やし中華・冷やし麺と美味しいレシピ
2019/07/04
以前日清のラーメン屋さん冷し中華はマルちゃんやシマダヤより美味しいぞというところに書いたように、冷やし中華といえば現在は日清が最強であると感じていた。
かつては「冷やし中華と言えばマルちゃん」という思い込みが私にはあったし、世の中の100人中99人も同じ思い込みに決まってるので、ここで近年のマルちゃんと日清の冷やし中華を再度食べ直して食べた感想のアップデートをすることにより日清の再評価をし、もって世の中の100人中80人くらいが「冷やし中華と言えば日清」という考えに移行するような試みを行おうと思っていた。
しかし、昨今、マルちゃんの「極細冷し中華」という画期的な商品を発見し、マルちゃんを再評価をしなければならないという強い思いが出てきた。
今や日清とマルちゃんさらにはここでは取り上げないシマダヤの冷やし麺による戦国時代である。
そこで、以下では個人的に注目している日清とマルちゃんの、この夏食べたいおすすめ冷やし麺・チルド麺を複数種類取り上げ、詳細に分析することで、もって皆様の食卓に潤いを提供することを狙う。
ここでお勧めする点は、あくまでもコスパ、つまり値段との兼ね合いである。
探そうと思えばスーパーで三百円前後の超高級路線のラインナップもある。
こういった高級冷やし麺は、一握りの富裕層にのみ買うことを許された特権階級の冷やし麺である。
以下では、スーパーの特売では一袋150円程度で買うことができ、特売でなくてもせいぜい200円のものを取り上げることを基準とする。
ただ、最後の方に取り上げるつけ蕎麦は、多少値段が張るものの、世間から見てコスパがいいので取り上げた。
(追記。最初は冷やし中華系ばかりを列挙していこうかと思っていたのだが、だんだん、夏場に冷えた状態で食べる可能性のある麺類ならなんでもいいと思うようになり、そばとかうどんとかのジャンルにまで手を広げている。)
Contents
マルちゃんの極細冷し中華
まずは冷やし麺の中心と言える冷やし中華界において万民の基軸通貨といえるマルちゃん(東洋水産)の冷やし中華について述べる。
マルちゃんの冷やし中華といえば、細麺で3玉入っており、さらにふりかけをかけるという趣向でお馴染みであるが、最近スーパーいなげや、サミットをはしごしたところ、どうやらマルちゃんは「極細冷し中華」という冷やし中華を前面に押し出しているようだ。
日清やシマダヤの冷やし麺がやや太麺な傾向であるところ、マルちゃんはその特徴であるところの細さにさらに磨きをかけることで、極細の方面で勝負に出た。
まさに逆張りの発想に基づいた奇策といえる。
細いことには多大なメリットがある。
まず「早ゆで約90秒」という宣伝文句の通り、速攻で茹で上がる。
これによって、我々のような忙しい共働き育児世帯の家事負担を軽減する。
まあ私は半分無職だけど、それでも家事負担が減るのは嬉しい。
また、細いことによって、2歳児等のような幼児であっても麺を啜りやすいし、切って食べさせてあげるのも簡単だ。
さらに、極細とはいえ、十分なコシがある。
りんごやレモン等の酸味を利用したスープは今やの定番の味であるが、極細によってそのスープが麺にうまい具合に絡みあい、麺の味に豊かさを添える。
むしろ味が濃くなるので、きゅうりやもやし等の野菜をたくさん一緒に食べたくなる。
これにより、野菜の摂取量が増えて、健康増進効果が発揮される。
何より特筆すべきは、マルちゃんの冷やし中華は3玉ある点にある。
仮に息子、母親、父親の3人家族で冷やし中華を食べることになったとしよう。
ここで、3人家族だから、マルちゃんのように3玉であれば一人1玉(麺110グラム)の分け前になることには疑問はない。
ところが、3玉入りの冷やし中華の味や食感はかつて「それなり」であった。
そして、やや高級路線の味を楽しみたければ、以下のような2玉入りの袋麺を買うしかない。
しかし、3人家族に対して2つの麺。
これをどのように分けるか。
簡単だ。
子供と母親である。
父親は残飯を食べる。
主に幼児の子供が残した麺を、まるで後塵を拝するようにありがたがって食べる。
未だに3玉入りの袋麺が店頭に並ぶ理由は、その悲哀さを憂える企業側の努力に違いない。
なお、上記極細冷し中華はだいたい150円〜170円程度で買える。
かなりのお勧めである。
そして、この3玉入りの極細の冷やし麺は、日清のラインナップには今の所見つけられない。
日清のラーメン屋さん冷し中華 ごまだれ 醤油だれ 2人前
まず結論から言うと、この冷やし中華は、上記3玉、2玉問題を除けば最強のコスパであり、その点は論を待たない。
一袋150円〜170円程度でスーパーで買うことができてこのコシ、味であれば、もう下手なお店で冷やし中華を外食するとか馬鹿げている。
まあ2玉である点がコスパを多少悪くするばかりか、誰がどれだけ食べる等の家族の大げんかを引き起こしかねない点で、食卓に上げる際はかなりのリスクを負うことは覚悟しなければならない。
したがってそれ以上ここで書くことはないのだが、どうも皆さんもったいない食べ方をされているようなので、よりこの日清のラーメン屋さん冷し中華の味を飛躍的に向上させる簡単な食べ方を提案する。
まずスーパーで買う際、ゴマだれと醤油だれのどっちを買おうかなと迷っている時点であなたの負けだ。
上級者はゴマだれと醤油だれを両方買う。
そして、夕食時には両方の袋をこれ見よがしに開封し、ゴマだれと醤油だれを混ぜて食べる。
みよ、このたっぷりの麺の量を。手もみ風生麺で非常になめらか。
もうね、納豆とかアボカドとか卵焼きとかきゅうりとか、とにかくなんでも乗せてタレぶっかければなんだって美味しい。
いろんなアレンジレシピが可能であり、大抵の場合、どんな作り方をしても美味しい。
具材たっぷりにすれば、栄養満点であり、子供の食事にもおすすめだ。
美味い!
我が5歳の息子も冷し中華が大好きだ。
家族全員で楽しめる。それが冷し中華。
美味し過ぎるぞ。おすすめ。
ちなみに、ちょいちょいリニューアルされている模様。
2019年、すなわち令和元年の夏に買った冷し中華の醤油だれは、上記写真のようなパッケージ。
自然なおいしさ無化調で、原材料に化学調味料は不使用であり、生醤油&黒酢・五穀酢使用である。しかも低カロリー。美味しくて健康的だ。
ちなみに、令和元年の5月にスーパーいなげやで購入したゴマだれの方はこんなかんじ。
ねりからし付きの記載はなくなり、ねりごまは25%アップだ。
ゴマだれは高カロリーで太りそうというイメージがあるが、そんなことはなく、カロリーは1食あたりで300キロカロリー台。脂肪分も少ないし、そもそもごまの脂は太りにくいものであるから、ダイエット食としても有効に活用できそうだ。
低価格で美味しいし健康的。おすすめ。
日清 ざるつけ麺 濃厚豚骨魚介醤油 香味醤油中華だれ 2人前
最近はつけ麺ですら150円〜170円で買えるから家庭の食卓が安く充実する。
ここでこのざるつけ麺をお勧めするのはその安さばかりでなく、実はこれも上記極細同様に90秒でゆで上がるという利点を享受することができるからだ。
味は4種類あるが、特に濃厚豚骨魚介醤油と香味醤油中華だれを推す。
なお、2人前なので、3人家族の場合の悲劇がここでも繰り返される危険性が高いことには注意したい。
ゴマだれ味はツユが麺に絡みすぎてすぐなくなるし、和風つゆはなんだかあっさりしすぎてて満足感がない。
2人前を3人家族で食べるのだから、少しでもこってりして満足感があるのを食べたいじゃないですか。
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【冷蔵】ざるつけ麺濃厚豚骨魚介醤油 2人前 日清食品デイリ | B つけめん つけ麺 ざるラーメン ざる ざるそば 冷やし中華 冷し中華 めん 生麺 生めん スープ 夏料理 冷麺 食品 通販 к400ж
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日清 太つけ蕎麦 ラー油仕立ての特製鰹だし醤油 2人前
実は300円越えでしか売ってないのでコスパは悪いのだけど、とうとう港屋インスパイアのつけ蕎麦が出たかという点で取り上げる。
下手な港屋のパクリの店で食べるくらいなら、これを買ってレシピ通りに作った方がコスパがいい。
作り方も、あの港屋の肉蕎麦を想像しながら作ればいいし、あの刻み海苔とゴマもちゃんと同封されている。
まあ牛丼のような肉をのせて生卵を落とすという通常の食べ方をすればいいでしょうね。
ただ、本場の味には遠く、やや酸味がある。
また、ジャンキー感がやや足りない。これを解決するには、もう少しラー油を別途追加するか、肉を多めにすることで、かなり近い味を出せるんじゃないかと思った。
マルちゃん 北の味わい ざるラーメン 2人前
「マルちゃん北の味わいざるラーメン2人前」シリーズは本当におすすめだ。
公式ホームページによれば、2017年7月現在、和風つゆ、焙煎ごまだれ、坦々ざるラーメン、自家製ぽん酢醤油つゆ、鴨だしざるラーメンの5種類のフレーバーがあるらしい。
しかも和風つゆにおいては、東日本向け、西日本向け、北海道向けの3種類に細分化され、焙煎ゴマだれ、坦々ざるラーメンにおいては、北海道向けとそれ以外の味の2種類に分けられているようである。
地域に応じて好みのラーメンのつゆの味が異なるため、ユーザニーズに合わせた形なのだろう。
ここでは、私(東京という関東地区在住)が食べたもののみを紹介したい。
なお、2017年においては、「『マルちゃんの夏麺頂上決戦』冷し中華 VS ざるラーメンとつけ麺」なるキャンペーンを行なっており、「冷し中華」派と「ざるラーメン・つけ麺」派との得票数に応じてQUOカードがもらえるプレゼント企画があるようなので、合わせてこれにチャレンジするのも面白い。
北の味わい 極細ざるラーメン 自家製ぽん酢醤油つゆ 2人前
ざるラーメンという分野とざるつけ麺という分野との大きな違いがよくわからないが、なんとなく前者の方があっさりしてサラサラしたつけ汁につけて食べるもののような気がする。
また、麺の太さに関しては、前者の方が細く、冷やし中華のたまご麺に近いような気がしている。
まさにそんなイメージに合致するのが「北の味わい 極細ざるラーメン 自家製ぽん酢醤油つゆ 2人前」であった。
なお、希望小売価格は285円(税抜価格)らしいが、スーパーいなげや新高円寺店の特売で158円(税抜き)で買えた。
場合によっては賞味期限が近いと20%オフ、さらに時々半額になったりするので、いなげやはなかなかオススメである。
やはりこの極細ざるラーメンのオススメポイントは、早茹で90秒である点だろう。
極細でありながらコシがある麺は最高である。
栄養成分表示によれば、一人前(めん150g、つゆ一袋あたり)でエネルギー459kcal、たんぱく質12.8g、脂質1.8g、炭水化物97.9g、ナトリウム3.0g、食塩相当量7.6gである。
特筆すべきはこの麺の量の多さである。
なんと150グラムも入っているのだ。
夏バテ中で食欲をそそらないときでも、するするとたくさん食べられるし、食欲があるときでもこの量はガッツリと食べ応えがある。
それに伴い、炭水化物が一色で100グラム近く摂取することになり、ダイエット中だと気になるところではあるが、サラサラしたつゆによってその脂肪分が2グラム以下に抑えられ、カロリーも500グラム未満というあたりは、さほど太ることを意識しなくてもいいのではないかと思われる。
このラーメンが夏の猛暑日に向いている理由は、カツオと利尻昆布の旨味のあっさりしたつゆにイタリア産レモンの果汁とゆずが入っているところであり、この柑橘系の酸味がさらに食欲を増長させる。
調理時の注意点としては、茹で時間を1分半くらいにすることを意識することだ。
これ以下だとちょっと生っぽくてゴワゴワ硬いし、2分くらい茹でてしまうと今度は柔らかすぎてコシがなくなるという悲しいことになる。
普通の麺のように3分くらいやってしまうと、もう箸ですくうだけでちぎれてしまう恐れがあり、それ以上だとぐちゃぐちゃドロドロして半分溶けているのではないかというような悲しいことにもなりかねない。
実に極細の麺である。
大きめの鍋か厚みのあるフライパンで茹でる。
さすが合計300グラムの麺であって、2人前の分量といえども、まるで3人分を茹でているような錯覚を覚える。
ボウルに入れると、ずっしりとかなりの重量感になった。
キラキラと輝くたまご麺が、とても美味しそうだ。
我が家には3歳の子供がいるが、これを本当に美味しそうに食べた。
また、3歳児の幼児といえども大人並みに食べたりするので、通常2人前だと3人家族で量が足りなくなる恐れがあるのだが、1人前で150グラムも入っているので充分に足りた。
これは美味しいし安いのでコストパフォーマンスが良い。
北の味わい ざるラーメン 焙煎ごまだれ 2人前
この北の味わいざるラーメン焙煎ごまだれ2人前もすごい。
どの辺がすごいか。
麺の量が一人前で150グラムもあるという点に加えて、ゴマだれのつゆがパッケージのようになみなみと注がれている点である。
通常、つけ麺や冷やしラーメン等において、ゴマだれのツユは粘性が高くてタレの量が麺に比して少なく、麺を食べ終える前につゆがなくなってしまうパターンが多い。
しかしこの北の味わいざるラーメン焙煎ごまだれなら、その心配はない。
だから2人前で300グラムのめん、少食であれば3人分は行けそうなこの量のラーメンを一袋買って、例えば小さい子供と両親との3人家族で食べる場合にはこれで十分に満足できる量である。
子供用の取り皿にタレをちょっとだけ出す。
こおりや刻みネギなどを入れてもなおのこと良い。
そしてなみなみとタレを使っても全然不足することはない。
3人で食べてタレの量を贅沢に使っても十分にタレが余った。
これは快挙である。
いつもゴマだれベースのラーメンを食べるとタレが不足して困る状況になるのに、これはそんな不具合がない。
それは、ゴマだれなのにタレがサラサラである点も多分に影響しているのだろう。
サラサラなのにゴマだれの濃厚なコクが楽しめる。
ごまが香ばしくて香りが良い。
麺にも充分なコシがある。
なお、スーパーいなげやで158円で買えた。
最高のコストパフォーマンスであり、安くて美味しい。
ちなみに、どれくらいコスパが良いかと言うと、この栄養成分表示の1人前の数値を見るとわかりやすい。
エネルギー509kcal、タンパク質14.1g、脂質5.1g、炭水化物101.6g、ナトリウム2.7g、食塩相当量6.9g。
カロリー500キロカロリー超! 炭水化物100グラム超え!、塩分約7グラム!
一食分でこれほどの数値を叩き出す生袋麺もなかなかあるまい。
北の味わい ざるラーメン和風つゆ 2人前
北の味わいざるラーメン和風つゆ2人前もスーパーいなげや新高円寺店で158円で買った。
もはや麺の量がたっぷり合計300グラムあって満足度が最高潮であることは言うまでもない。
つゆは、かつおぶしと鯖節、利尻昆布が使用されており、なんと「東日本向け」である。
和風の出汁の味は西日本と東日本、更に北海道とで好みが分かれるような話をよく聞くが、これも地域ごとの特性に合わせた決め細やかな戦略である。
そして味はいうまでもなく超美味しい。
エネルギー462kcal、タンパク質13.2g、脂質1.8g、炭水化物98.3g、ナトリウム2.6g、食塩相当量6.6g。
やはり栄養豊富なごまではなく、あっさりとした和風つゆであるため、カロリーや糖質、脂肪分がゴマだれに比較して顕著に低い。
しかし食塩相当量がこちらの方が低いのは意外である。
ゴマだれの方が味がしょっぱいということか。
なお、茹でる際には本当にたっぷりのお湯を使った方が良い。
なぜなら、2人前にしては麺の量が贅沢なほど多いので、お湯をたっぷり使わないとダマになりやすいからである。
日清のそのまんま麺 ごまだれぶっかけうどん
すごいのを見つけた。「日清のそのまんま麺 ごまだれぶっかけうどん」というやつである。
スーパーいなげやにて、258円のところ半額の129円で購入。
やはり半額シールが貼られるのを虎視眈眈と狙うに限る。
100円程度の安さでこれほどの高品質なうどんが手に入る。
何がメリットかって、もう、茹でる時間が不要だという点である。
茹でる必要がないし、流水もいらない。
開封したらそのまま器にあけて、添付のたれをそのままかけてほぐして出来上がりである。
むしろ茹でてはいけないらしい。柔らかくなりすぎるから。
原材料名表示によれば、その内容量が2人前で340グラムの麺があるとのこと。
1玉170gだ。この量は随分たっぷりで豪勢だ。
栄養成分表示によれば、1人前のタレと麺とを合わせた210gあたりで、熱量254kcal、タンパク質8.4g、脂質2.8g、炭水化物48.9g、食塩相当量1.9gである。
なんという低カロリーさ。脂肪分も少ない。
糖質制限ダイエット中のように糖質量が気になる方は、ぜひ野菜や豆類、肉や野菜等の低GI値の具材をたっぷり使用し、急な血糖値上昇をふせいで低インシュリンダイエット食に持ち込めばOKだ。
開封。たっぷりの麺だ。そして随分と高級感のあるごまだれのパッケージである。
のびのある麺。
たれをかければツヤッツヤである。
そして私はトマト、納豆、海苔、小松菜やらゴマやらをトッピングして、栄養バランスと美味しさとを同時に追求。
コシがあって美味しいし、何より、このゴマだれが美味しい。
かなり病みつきになる美味しさのタレである。量も十分であり、レストランや専門店でわざわざ外食する必要がなくなるほどに驚くべき美味しさである。濃厚なコクを感じつつもどこかスッキリしていて夏の暑い日に最適。
単に茹でる手間が省けるだけの話ではない。
味も一級品で美味しいのである。
我が家の5歳の息子もうどんが大好き。
美味い!
作る時間が節約できて手間がかからず、味もこだわっていて美味しい。しかも安い。
1歳の下の子の離乳食としても活用できる。
乳幼児の食事にもおすすめ。
これは子育て世帯で時短料理が必要な家庭にはうってつけのメニューだ。超おすすめ。
日清のそのまんま麺 冷し担々麺

この「そのまんま麺」シリーズが美味しい上に便利ということに気づいた私は、さらに1人前のひと玉だけ入っている「冷し担々麺」を購入。
なお、同時に「冷しジャージャー麺」も購入しているので、後述したい。

なぜこの2袋を同時に購入したか。
いずれも半額だったからである。
購入店舗は、スーパーいなげやであった。値段は税抜き価格228円のところ、半額の114円である。
なお、クイーンズ伊勢丹でも同じ価格だった。
そして、普通は2人前の袋麺を我が家では夫婦と5歳の息子、1歳の娘の4人でシェアしているため、1人前一袋では足らなかった。ふた袋買って同時に食べることにより、普段通りのちょうど良い分量になるわけである。
だから1人前しか入っていないめんをふた袋同時に購入した。

この麺は、単に茹でずに流水いらずでタレをかければ出来上がりという手軽さだけを売りにしているわけではない。
花椒の香りがきいた具入りだれと、ねりゴマおよび豆板醤ベースの液体タレとのWだれが付いている上に、日清独自の三層麺製法で実現したしっかりコシとなめらかのどごしの中華麺を使っている。
味や食感も本格的なのである。
内容量は麺が150グラム入っており、1人前の量としてはなかなか多い。
タレを合わせると216gとなる。
栄養成分表示によれば、1人前あたりで熱量325kcal、たんぱく質10.9g、脂質13.5g、炭水化物39.9g、食塩相当量2.6gである。
脂っこい担々麺はカロリーも糖質量も多いような気がしているが、実はカロリーが300キロカロリー程度で、炭水化物量も40g未満と、実は太りにくそうな食材のようだ。
糖質制限ダイエット中の人でも、割と許容範囲と言える。具材に野菜をたくさん使うなどして総合的なGI値を減らせば、太りにくい上に栄養バランスも取れた優秀なメニューになるぞ。

開封。
タレは2袋入っており、ボリュームがある。

茹で上がった中華麺。ツヤツヤしていて食欲をそそる。美味しそうだ。

もやしやキュウリ、レタスや人参といった冷やし麺に合いそうな野菜をふんだんに載せたのち、具入りだれを投入。ラー油がたっぷり使われているようだ。
辛いものが好きな私にはたまらない赤さ。

液体だれは、まさにゴマだれ、といった風情である。

なお、具入りだれにはこのようにねっとりとした甘辛のタレに絡まったひき肉が入っている。美味いに決まっている。

濃厚で甘辛。アジアンテイストな香りがするこの担々麺。
まるでお店で食べる味のように美味しい。しかも茹でる手間さえいらない。
まさに外食不要である。昨今の袋麺の進化は凄まじい。日清食品チルド株式会社(大阪市淀川区西中島4−1−1)様のテクノロジーにより、家庭でも高コスパな麺類が食べられるようになった。ありがたい時代である。
日清のそのまんま麺 冷しジャージャー麺

さて、今度は同時購入した「日清のそのまんま麺 冷しジャージャー麺」である。
いやー、やっぱ半額最高である。
我が家では賞味期限が1ヶ月くらい過ぎた袋麺でも普通に美味しく食べている。冷凍保存しなくても冷蔵保存で十分に美味しく食べられる。
だから賞味期限切れで値引きされた袋麺は最高のコスパなのである。

麺の種類は上記担々麺と同様のようである。タレは、甜麵醬と豆板醤で仕上げた液体タレと、筍入りの具入りだれである。

内容量は228gと、ややタレの重量が多め。
栄養成分表示としては、1人前で熱量269kcal、たんぱく質10.4g、脂質5.0g、炭水化物45.6g、食塩相当量3.1gである。
まじか、カロリーがたったの260キロカロリーしかないのか。しかも野菜がたくさん摂取できるときている。ジャージャー麺って太りそうに見えて、実はダイエット中にオススメの料理なんじゃないか。

開封。
全体的に緑色がベースである。

なお、こちらのジャージャー麺のタレの方が坦々麺よりも辛くないので、小さい子供にはおすすめといえよう。

美味い!
子供は麺類が大好きである。
鍋で茹でる時間も省けて時短にもなるし、味も美味しいしで、子育て世帯に特におすすめといえよう。

さて、ここからはオススメの食べ方、レシピをご紹介したい。
上記のように、1人前のジャージャー麺と坦々麺を同時に購入して両方の麺を一緒くたにして家族でシェアすれば、ジャージャー麺のタレと坦々麺のタレをお好みで自由に選択できるようになるわけである。
というわけで、ジャージャー麺のタレと坦々麺のタレを同時にぶっかけて混ぜるという荒技を使うことも可能となる。

全ての液体タレと具入りタレを渾然一体にせよ。
甘くてコクがあり、辛くて香辛料の香り高い、最高の麺が完成する。
非常に美味しい。

さらに、業務スーパーで購入した炒りごまと刻み海苔をぶっかければ、もう栄養も味わいもアジアンさが増して最高なんじゃないの。
食感にもアクセントが出て、もう幸せこの上ないのである。
ジャンルの垣根を超えた横断的な味である。
が、美味しいのだけど、このようなふざけた食べ方をすることに若干の罪悪感は否めない。
ジャージャー麺だか坦々麺だか何を食べているのかよくわからなくなってくる。
これはこれでマジで美味しいのであるが、やはり各々個別に食べる方が罪悪感なく精神衛生上も良いのでオススメであろう。
稲庭風生ざるうどん細造り(マルちゃん)2人前

スーパーサミットにて、マルちゃんの「稲庭風生ざるうどん細造り」なる袋麺が半額で198円のところ99円で売られていたから購入。
なお、同シリーズを思われる、後述の「更科生ざるそば」なるものも半額だったので合わせて購入した。

なんともツヤツヤしていて涼しげのあるパッケージデザインである。

国産小麦が原材料でしなやかで弾力のあるのどこしの良い麺と、鰹節と本醸造醤油で仕上げた風味豊かなつゆを使用しているようだ。
内容量は麺120gが2袋と、60gのツユが2ふくろ。ずいぶん大盤振る舞いなつゆの量である。

栄養成分表示によれば、1人前でエネルギー359kcal、たんぱく質9.1g、脂質1.1g、炭水化物78.1g、食塩相当量5.1gとなっている。
冷やし中華系よりもうどんの方がヘルシーで太りにくいイメージがあるが、実際は全体的に中華麺の袋麺よりもカロリーと糖質量が高いように思える。すなわち、低脂肪ではあるがうどんの方が太りやすい可能性がある。ダイエット中の人はぜひ、脂肪量よりも炭水化物量を気にしよう。なお、もちろん、冷しうどんの方がスッキリしているので、胃もたれなどは起こりにくい。

さあ、開封だ。なんとも綺麗で細いうどんが入っている。一見するとうどんには思えないほどの細さ。これが稲庭風なのだろう。

細麺とはいえ、2分半程度の茹で上がり時間が少なくとも必要らしい。

うーわ、艶があって実に綺麗な麺。

うーわ、このしなやかさ。食欲をそそる。

5歳の我が息子にあげてみる。

む、これは。。。

美味い!

どれ、私も食べてみよう。
なお、急な血糖値上昇による体脂肪増加を気にする私は、いつも低GI値の食材を一緒にトッピングする。
冷やしうどんにおすすめは、やはりゴマや刻み海苔だろう。
そこに、この自慢のツユを投入。

なお、2人前入りの袋麺を、大人2人と5歳および1歳の子供の4人で分けている我が家では、食べ盛りの幼児がいることを考慮して、大人はなるべく控えめな分量だけを取るように注意しなければならない。
というわけで、上記写真のように、まるで小鳥が食べるような少なめの量から始める必要がある。最初に取りすぎると子供達の食べる量が減るからだ。子供は炭水化物が必要だが、大人は別にさほど取る必要はない。

うーん、ストレート。

光を反射してとっても綺麗〜。
確かにこれは細麺ながらもいい具合のコシである。柔らかさと弾力性とかいい感じでバランスしている。
本格的だ。
滑らかな麺に香り高いつゆ。もう本格的すぎるのに2人前で100円程度で買えるとか、すごすぎだろう。
もはやうどん屋に行って外食する必要性など感じない。家庭で自炊するだけでこれほどの高品質なうどんが食べられるのだから。おすすめ。
信州更科生ざるそば(マルちゃん) 2人前

今度はそばだ。上と同じくサミットで99円で買った。

こちらは更科そば粉を使用し、透明感のあるのどごしの良い麺出そうだ。
透明感のある喉越し。聞き慣れない言葉だが、なんか凄そうである。
東洋水産株式会社(東京都港区港南2−13−40)様はいつも新商品を丁寧に作り、我々消費者に多大なる恩恵をもたらしてくださる。流石である。
こちらの内容量は麺220gでツユを合わせて340gである。上記うどんよりやや少ない。

栄養成分表示によれば、1人前あたりでエネルギー333kcal、たんぱく質11.4g、脂質1.1g、炭水化物69.3g、食塩相当量5.3gである。
原材料にそば粉を使っている分、うどんよりはダイエットに向いているとも言われるが、まあいずれにせよ和風の麺は糖質量が高いので、別途ねぎやゴマなどをトッピングしたり、おかずを工夫するなどによって、栄養面のバランスに気をつけておいた方が良い。
外食よりも家で作って食べる方がおすすめな理由の一つに、おかず類を自由に組み合わせてアレンジレシピを実験できるという利点があることが挙げられる。

開封。そば粉のいい色が看取される。
実に上品な見た目である。

茹で上がり後。湯で時間は3分程度だ。
どうだこの豊富な分量と、透明感のある輝かしい色合いは。
食欲をそそる。

上述した4人家族であることの理由により、まずは少量を皿に盛り、カツオベースのツユをかける。

そのまま食べても美味しいのだが、ダイエット等の理由から、食物繊維豊富で低GI値な食材、すなわち、ノリやゴマ、納豆や大根おろし、生姜などをこれでもかとトッピングしたアレンジレシピを提唱したい。
うーん、いい喉越し。これが透明感のある喉越しというやつか!美味い!

5歳の息子も食べる。

美味い!
麺類は子供も大人も大好き。
手軽に作れるし、子育て世代にはおすすめである。
しかもこんな本格的な味わいが低価格で家庭で楽しめるなんて。コスパ良すぎ。
まとめ
冷やし麺・チルド麺の各社の努力は凄まじく、昨今は名店に近い味が家で作れる。
これで小さいお子さんがいて定食屋やラーメン屋などに入りにくい場合でも、家庭で成し遂げた味が楽しめるので、コスパのいい(安い)冷やし麺を食べまくって冷やされまくって、体は涼しいけど一方のお財布はそれほど冷え込まない夏を過ごされることをお勧めします。