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IQとEQを高くする方法は本を読むこと。読書で子供の才能を育てる

      2016/06/21

IQを高くする方法は本を読むこと。読書で子供の才能を育てよう。

本を読む人の方がテレビを見て育った人よりもIQが高い傾向にあるらしいということがわかった、とのニュースがラジオで流れていた。

もちろんその他の要因もいろいろあるし、本を読む人は別途何かについて深く考える傾向があってその考える力がIQを高くしているだけかもわからんけど、そもそも読書をしている間の脳の使い方がIQを高くするファクターにつながりやすいらしいので、やっぱり読書最高ということがわかる。

IQを高くするには文字ばかりの本の方が漫画よりも良い

特にIQを高くするコツというのは、とにかく脳みそのいろいろな部位を動かすことだ。

従って、いろいろ想像力を巡らせる読書を心がけるべきだ。
例えば、文字ばかりの小説を読むというのはいい方法だ。

文字だけの情報から視覚的な状況を想像する。
これは右脳を鍛えるのに役立つ。
漫画の場合は、すでに紙面に視覚情報が描かれてしまい、右脳を動かす必要がない。

さらに、文字だけの情報の中に音楽や擬音などが含まれている場合、頭の中で音を想像することになる。
これも、単にCDを聞くだけとは違って、様々な音声情報を想像する必要がある。
脳みその運動が必要になる。

このように、筋肉を鍛えるのと同様、脳みそにも苦労をさせていった方がIQが高くなるに決まっている。

よって、文字だけの本をひたすら読んで考えるというのはIQを高くすることに貢献する。

子供に読ませるだけでなく大人も読書する習慣をつけよう

ということで、私も自分の息子にはたくさん本を読んで欲しいし、勉強もして欲しいと思っているのだけど、一方の親がFラン大学中退のアホなので、そのうち息子に老害扱いされそうだから、今のうちにもう一度たくさん本を読んでバカにされないようにしようと思いました。
人生いつからでも勉強はできる。たとえFラン中退であっても。

というのは置いておいて、子供に対して「本を読め」と命令しても子供は言うことを聞かない。

何度言っても人は言うことを聞かないものです。

従って、命令するからには親もそのお手本を見せる必要がある。

小さい子供は親の真似をして育つ。
親がしっかり読書をしていれば、子供も読書好きになる。

歴史系はコスパがいい

どうせ本を読ませるなら、歴史はコスパがいいかもしれない。

IQを高くするのみならず、学校の授業のスコアアップや興味作りにも同時に貢献する。

とりあえず何のジャンルについて本を読もうかと思ったときに、今年は戦後70周年の節目らしいので、とりあえずもう一度日本という国を考え直してみようと思い、以下の書籍を図書館で借りてみた。

いずれもかなりお勧めなのだけど、全部予約されずに図書館で放置されている。

どんなに良書でも、発行から3年もすれば全く人気がなくなるので、本はやや旬を過ぎた頃に良書を図書館で無料で読みまくるのが、お金をかけずに最高のリターンを得る秘訣である。

  • 早わかり日本史 スーパービジュアル版 河合 敦/著 日本実業出版社
  • 日本史&世界史が同時にわかる本 地図で読む 宮崎 正勝/著 三笠書房
  • 戦後日本史の考え方・学び方 歴史って何だろう? 14歳の世渡り術 成田 龍一/著 河出書房新社
  • 忘れてしまった高校の日本史を復習する本 カラー版 瀧音 能之/著 中経出版
  • 読めばすっきり!よくわかる天皇家の歴史 角川SSC新書 河合 敦/著 角川マガジンズ
  • 読めばすっきり!よくわかる日本外交史 弥生時代から21世紀まで 角川SSC新書 河合 敦/著 角川マガジンズ
  • 読めばすっきり!よくわかる日本史 旧石器時代から21世紀まで 角川SSC新書 河合 敦/著 角川SSコミュニケーションズ

お金をかけてIQを上げる意味はない

ところで教育にお金をかけるということは、そのコストに見合ったリターンが将来得られるという思想に基づいた行動だと思う。
しかし身も蓋もない話だが、IQを高くしても金持ちになれないので、早期教育などに熱心に投資をしてまでIQを高くしようとする姿勢は全くの無駄である。

なぜなら、自分の子供が天才だと思ってIQを高くする教育を施すとどうなるか。
そういった神童は私立幼稚園や小学校のお受験に成功して御三家などと呼ばれるような中学校、高校に進み、東大に行く。

そして研究者という貧乏人になって人生を終える。

あるいは一流企業に就職して、他の凡人と同じような給与体系で働く。

ごく稀に外資系金融などでトレーダーとして高給を稼げるようになるかもしれないが、そういった人たちはEQが高かったりイケメンだったり、要するに人を魅了するコミュニケーション能力がある。

世の中お金だけじゃない、楽しんで働ければそれでいいじゃないか、というのは、教育に失敗してしまった親の綺麗事である。
どの親もみんな子供にお金で苦労させたくないという理由で教育に多額の投資をしているではないか。

IQよりEQが重要

上記にしたがうと、上げるべきはIQよりEQである。

じゃあどうやってEQを上げられるか。
他人のことを思いやったり感情をコントロールしたりという能力は、親や友達との交流に加えて、いろいろな人物同士の感情の動きが緻密に描かれた良書や物語から得られる。

つまりやっぱり読書が重要なのである。

全く感情の動きを勉強できないような予備校や塾での詰め込み教育をしても、将来金持ちになれる要素は全くない。
つまり子供への投資として高いお金をかけてお受験をさせ、勉強のために読書の時間を奪ってしまうことは、子供の将来性を奪うことになりかねない。

読み聞かせでもいいし、自律的に読ませるのでもいい。

IQで活躍できるのはせいぜい大学生まで。
それ以降の60年以上の人生を謳歌できるかどうかはEQの高さに左右される。

子供を長きにわたって活躍できるような教育をしたいなら、IQだけでなくEQを伸ばすことも見据えた教育をしよう。

そしてそのためには多額のお金は必要ない。
お金持ちの子供がお金持ちになれるという理論は必ずしも正しくない。
本という優良ツールは誰にでも無料でアクセスできるからである。

読書は無料でできる上にIQもEQも同時に高くできるコスパのいい方法だ。

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