ピザ作り体験教室(ドミノ・ピザ)は大人も子供も楽しいしお得でお勧め
子供がピザ作りを体験できるというまるでキッザニア東京ばりの職業体験ができる「ピザ作り体験教室」に行ってきた。
これほどのすごいサービスを提供するドミノ・ピザは最高だ。
お店でプロ仕様の本格的なピザ作りが楽しめる
予約している時間に店舗に到着すると、早速帽子とエプロンが貸与される。
これらは持ち帰ることが可能なので、記念にもなるぞ。
そして、店舗の店員さんの優しいご指導のもと、手を洗って消毒したのち早速生地が提供される。
丸々としてふっくらモチモチの生地。
そのまま食べてもお餅のようで美味しそうである。
周囲のコーンフラワーのような粉は滑りを良くするためのもののようだ。
店員さんの優しいレクチャーのもと、一生懸命生地をこねくり回す3歳の息子。
幼稚園や保育園、児童館で経験してきた粘土遊びによって、生地をこねくり回すことに関しては得意だ。
上段がMサイズの金属プレートであり、下段がLサイズだ。
今回はこのMサイズの直径になるまで生地を引き延ばす。
しかしMサイズとLサイズとでは大きな差があることがこのプレートの大きさから改めてわかる。
生地がMサイズピザに適した所定の半径にまで薄く伸ばされると、次はトッピングだ。
生地を伸ばしてからトッピングするという手順に最適化されるように作業場は横に細長い。
まずはトマトソースだ。
これを生地中央に垂らして、回すように引き延ばす。
次はチーズだ。
大盛りに盛り込め。盛り放題だ。
小さい幼児の手だと小さいので時間がかかるため、途中から親が手伝っても構わない。
乗せ放題だ。
玉ねぎ。
豊富なラインナップの中から好きな材料をどれでも載せることができる。
ということは、エビとかカニとか肉とか、凄まじく原価率の高そうな材料をふんだんに載せることで元を取る、と考えてしまうのは卑しい大人である。
しかしさすがに乗せすぎると追加料金がかかるだろうと推測した。
ところが、店員さんの話では、どれでも好きなだけ乗せて良いということであった。
マジか。
祭りだ。
乗せられるだけのせまくれ我が息子よ。
もはやピザとかそういう概念ではない。
トッピングでたかだかとそびえるタワーを構築せよ。
オーブンにつかえてしまうくらいの、箱に入りきれないくらいのサイズのとてつもないピザを作成せよ。
信じられないほどの高さのピザタワーを構築し、インスタ映えを狙え。
ピーマン。
いいぞ。昨今野菜は高騰している。
ここで野菜を享受することは高コスパである。
生ハム。
いい感じだ。
もはやこのあとオーブンで焼いてしまったらその生ハムは生ではなくなってしまうが、とにかく生ハムはおしゃれストアーでおしゃれな高価格帯に鎮座する食材だ。
ここで抜かりなく乗せておくことによって、高コスパなピザを構築することが可能となる。
パイナップル。
さすがだ。生ハムにフルーツが合うということを熟知している手法であり、生ハムには当然のようにパインである。
もっとくれ。
ゆうに20種類を超える種類のトッピングの全てが我が手中にある。
その全ての恩恵を享受せよ。
もっとくれ、もっとくれ。。。
しかし以外にも我が息子は控えめであった。
あれもこれも、と言いながらガンガンおかずを載せることを期待していたのだが、大好きなエピやカニであっても少量であった。
実に大人な対応である。
心の中で「乗せ放題だから乗せまくったもん勝ち」とか考えていた私は非常に心が卑しく、私の方がむしろ大人になりきれていないことを恥じた。
さあ、我らがオリジナルのピザよ。
Middleby Marshall WOW! OVENの焼けた鉄板の上で歓喜のダンスを踊れ。
ああ、熱い。。
熱い、でも気持ちいい。。。
ピザに乗せたハムが乱舞する様子は、横の小さい窓から観察可能。
生ハムが生でなくなってゆく過程を観察することで、たんぱく質と温度との関係性に関する理科教育を施すことが可能。
淫らに膨れ上がるピザ。
その美しいフォルムに親子共々歓喜の渦に巻き込まれる。
ピザと人間との饗宴。今宵は宴だ。
モッツァレラチーズがモッツァりとしてきたらそれは完成の証だ。
いい感じだ。
レールに乗って焼き上げられたピザはヘラで掬い上げられてなすすべもなく箱詰めされる。
ピザが生まれてから焼き上げられるまでの過程は、一方向性のレールに乗ったものだ。
レールに乗る人生。
まるでサラリーマンだ。
ピザ作りを通して、みんなと同じ人生を歩むだけの人間の悲しい人生のサガを学ぶこともできる。
しかし焼き上げ過程は一律であっても、トッピングによってオリジナリティを出すことが可能。
全てのサラリーマンは会社の歯車として生きることが運命付けられるが、その中でも個性を光らせることが可能。
縛られたルールの中でもがくことが個性を光らせる上で重要だ。
ジェネラリストでありながら、オリジナリティの光るプロフェッショナル性を確立する。
まるでこのオリジナルピザのように。
ピザ作りは人生ゲームの予習だ。
料金・費用・予約方法
お電話でたったの2000円でこの人生ゲームを楽しむことが可能。
とても安い。安すぎる。
何歳から体験可能か
我が家は3歳だったが普通にできる。
まあ2歳でも1歳でも0歳でもちゃんと指示通りに手作業ができれば、親の監督のもと作業させてもらうことは可能なのではないか。0歳や1歳では無理か。
なお、追加で保護者も同様に1000円の料金で作らせてもらうことは可能のようだが、まあ子供が小さいと子供と一緒にやることになるし、作る際の余裕も無くなるので、子供分のピザだけでいいんじゃないかと思う。
認定証でポテトフライSが何度でも無料
滞りなくこの教室を終えると、「Domino's PIZZA ACADEMY 認定証」がもらえる。
これがあると何が良いか。
なんと、今後ピザの注文時にポテトフライのSサイズが無料でプレゼントされるというのだ。
しかも、何度でもだ。
さらに、認定証を集めると枚数に応じてプレゼントをもらえるというダブルチャンス付きだ。
これは半端ない。
たった1回2000円でこの楽しさを享受できる上にプロ仕様のオリジナルピザを食べることができる。お得すぎる。おすすめ。