原田乳業すこやかプレーンヨーグルトは美味しいし低価格でおすすめ
業務スーパーで買うべき安いし美味しい高コスパのオススメ商品まとめで書いたように、筆者は業スーをこよなく愛しているわけであるが、その中でかつてないほどの格安プレーンヨーグルトを発見したので紹介したい。
Contents
原田乳業すこやかプレーンヨーグルトの価格は最安値レベル
そのヨーグルトとは、HARADA(原田乳業株式会社 新潟県燕市道金3040)のプレーンヨーグルトすこやかなるものであり、値段はなんと400g入りの箱で89円(税抜き価格)であった。
箱のプレーンヨーグルトで100円を切る価格というのは滅多にみられるものではない中、さらに税抜き価格とはいえ90円を切ってくるとは、原田乳業および業務スーパーに喝采を送りたい。
原田乳業すこやかプレーンヨーグルトの乳酸菌
写真が光の関係でやや見にくくなってしまい申し訳ないが、使用されている乳酸菌は「ブルガリア菌とサーモフィラス菌」であるとのことだった。
より詳細には、原田乳業の公式サイトのQ&Aコーナーを参酌する限り、「球菌のサーモフィラス(ストレプトコッカス・サーモフィラス)と桿菌のブルガリア菌(ラクトバチルス・ブルガリクス)の2種類の乳酸菌を使用」しているとのことである。
まあこの2種類の乳酸菌を混合させてヨーグルトを作る製法は割と一般的なものであって、このすこやかプレーンヨーグルトにおいても、スタンダードな手法を採用しているといえよう。
原田乳業すこやかプレーンヨーグルトの原材料
原材料名表示によれば、生乳、乳製品、ゼラチン、寒天、とのことである。
さらに、乳脂肪分が1.2%で無脂乳固形分が8.0%である。
ここに値段が安い理由があると思うのだが、すなわち、内容量の400gのうちの何割かはゼラチンや寒天という相対的に安価な材料が使われているためではないかと推察される。
原田乳業すこやかプレーンヨーグルトの栄養成分表示
100g当たりでエネルギー42kcal、タンパク質3.1g、脂質1.3g、炭水化物4.7g、ナトリウム48mg、カルシウム89mgである。
これに関し、ヨーグルト(ビヒダス・ブルガリア)の通常版と無脂肪の味・食感の比較で記載した大手のビヒダスやブルガリアのヨーグルトと比較して、カルシウム量が顕著に少ない。
やはり乳成分の割合がゼラチン等によって相対的に低くなっているからであろう。
しかしながら、カロリーは低めでたんぱく質は普通、炭水化物量もそれほど多くない上にその一部は寒天等由来の食物繊維であること等に鑑みれば、ダイエットに向いている食材といえる。
原田乳業すこやかプレーンヨーグルトの味・食感等の感想
開封すると、やはり寒天が使用されているからであろうか、固形でしっかりした内容物である。
スプーンでひとすくい。
やはりしっかりとした固形であって、生乳100%のようなどろっとした見た目ではない。
かき混ぜてみると、普通はトロトロとクリーミーになるものだが、小さい固形に分離するような見た目になる。
やはり寒天由来の性質だろう。
どことなくフルーチェを想起させる。
それでも、さらに混ぜるとそれなりにクリーミーになる。
奥がかき混ぜないもの。手前がかき混ぜたクリーミーなもの。
食べてみると、その食感に何処と無く懐かしさを覚える。
やはりフルーチェに似た食感というか、牛乳寒天を食べているときの感覚とか、子供時代を思い出させる。
しかし大人になって甘いものが苦手になってきた昨今、そのような懐かしい食感でありながらも砂糖不使用で甘さ控えめな感じは、割とやみつきになりそうである。
甘くない牛乳寒天を食べている感じ。
酸味は少なくて微かな甘みがある。クセは少ない。
プルプルした食感が楽しいので、フルーツ等を加えたりフルーツポンチに入れたりするレシピも良さそうだが、そのまま何も加えずに食べるのもおすすめである。
乳酸菌等の関係上、普段食べているビヒダス等をこれで代替しようとは思わないが、時折アクセント的に食べたくなりそうなヨーグルトであった。
なお、一般的なプレーンヨーグルトと比べて、購入時を起点とした消費期限が微妙に長い気がした。その理由はやはりゼラチンや寒天、および乳製品内に含まれる何かによるものなのだろうか。