栃木県子ども総合科学館は幼児でも楽しい子連れにおすすめの遊び場
栃木県宇都宮市にある子ども総合科学館というところが、3歳の子供でも楽しめる施設だという話を聞いたので行ってみた。
すごかった。
科学は小さい子供でも充分楽しめる
というかそもそも私は宇都宮市出身なので、例えば小学校の遠足で子ども総合科学館にきたことはあるし、親に連れてきてもらったことは何度もあった。
しかしその記憶は小学生に入ってからのことであって、まだ幼稚園児でもない3歳の息子が楽しめるのか疑問があった。
ところが、先日3歳の子供をここに連れてきたという知り合いから、子供がとても楽しんでいたということを言っていたので、では我が家もと連れてきたのである。
展示場1階のエネルギーの化学。
最初に重りを人力で持ち上げて、その位置エネルギーに相当する量が運動エネルギーとなって車体を走らせるという内容のものである。
エネルギーの概念を理解してないし、めちゃくちゃ頑張った挙句にたった数メートルを数秒しか走らない車に乗っていて何が面白いのか。
だったらその辺の遊具でゴーカートとかコンビカーに乗っているほうが楽しいのではないか。
と親である私としては思っていたのだが、3歳の息子は楽しんでいた。
そうか、勝手に大人が子供の好奇心の方向性を勝手に判断してはならなかったのだ。
偏見を取り除いて、まずは子供にやらせてみるということを重要であると再認識した。
エネルギーと科学の部屋のゲームを次々とプレイする息子。
アームでボールをすくって容器に入れるUFOキャッチャーのようなものまである。
これだって、普通のゲームセンターとか子供祭りとかでよくあるショベルカー体験などと比べれば、かなり面倒臭い複雑な操作を必要とするのだが、それでも途中で飽きたり投げ出したりせずに楽しんでいた。
息子が一番楽しんでいたのは、ピタゴラスイッチみたいにボールを転がして遊ぶやつであった。
あと、エアホッケーみたいのもあった。
子ども総合科学館は平日が混雑していなくておすすめ
ところで、訪問した日は平日だった。
それもあってか、空いていて楽しめた。
例えばこのボールプール。
おそらく休日では人気で混雑すると思われるこの遊具も、平日であれば使い放題だ。
まあ幼稚園の団体客はいたが、ほぼ混雑していない。
他の子のことを気にしたり順番待ちをしたりせずに豪快に遊べる。
なお、おじいちゃんおばあちゃんも連れてくるとなおのことおすすめ。
科学に詳しいお年寄り世代が、これから科学の入り口に足を踏み入れんとする子供世代にレクチャーをする様子は感無量。
あらゆる遊具が空いているので、とりあえず仕組みはよくわからないけど何でもやってみようという小さい子供の好奇心を充分に満たしてあげられる。
ちなみに、設備は新しいものも多くあったが、私が小学生であった20数年前の頃から変わらないものもあった。
昔私が子供の頃遊んでいた場所で我が子が同様に遊んでいるという光景は、感動するものがあった。
プラネタリウムや天文台も、私が子供の頃に大好きな施設だったのだが、時間的に断念。
あれは絶対子供が喜ぶ。
ミニ機関車や滑り台等の屋外施設も充実
実は子ども総合科学館は館内だけでなく屋外も楽しいのだが、この日は雨天のため断念。
変わり種自転車とかミニ機関車とかは絶対息子も楽しんでくれたに違いないのに。
栃木県子ども総合科学館の料金、開館時間、アクセス等
室内の展示場観覧料は大人540円、子供は210円。
ただし3歳までは無料である。
これとは別に、ミニ機関車や変わり種自転車がある乗り物広場では、大人210円、子供100円。
これも4歳以上中学生以下までが100円であり、3歳までは無料。
だから室内に入らずに、自転車や機関車だけ乗りに来るというのもおすすめだし、滑り台等の大規模な複合遊具で遊ぶだけなら無料。
いろんな遊び方ができるし、レストランもあるので、丸一日この敷地内だけで楽しめる。
開館時間は午前9時半から午後4時半まで。
ただし、変わり種自転車の受付は9時半から15時40分までであって、ミニ機関車は9時半から11時35分、12時半から15時半までなので注意が必要。
なお、休館日は毎週月曜日、毎月第4木曜日、祝日の翌日、年末年始が基本。
行き方は、一応最寄りえきの東武宇都宮線西川田駅で降りれば電車でもこれるが、そこからかなりの時間歩くので、基本は車で来たほうが無難。駐車場もかなり大きいし。
バスでも最寄りの停留所がほぼ西川田駅なので、そこから徒歩だと割と遠い。まず未就学児の小さい子供では歩くのが困難な距離ではある。
住所:〒321−0151 栃木県宇都宮市西川田町567